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ソナス、920MHz帯版のLPWA対応で広範囲の振動データを計測可能に

2019年09月10日 16時20分更新

 ソナスは9月6日、​無線振動計測システム「sonas xシリーズ」が、920MHz帯版のLPWA「UNISONet Leap」に対応したことを発表。

 UNISONet Leapは、920MHzの帯域を使う、マルチホップ型の無線通信規格。Wi-FiやBluetooth、電子レンジなどほかの無線の干渉を受けにくい周波数帯で、従来の2.4GHz帯版「UNISONet Classic」と比較して、1ホップあたりの通信距離を4倍程(約2km)に伸ばしつつ、4ホップ時32kbps、10ホップ時16kbpsのスループットを維持できるという。

 sonas xシリーズは、有線並みの高品質なセンシングを実現するとうたう無線振動計測システムで、同システムがUNISONet Leapに対応したことにより、計測データを無線でより広範囲に通信できるとのこと。

 大規模な工場内で広範囲かつ微細な振動データを把握し、機器破損の予知・保全ができるほか、高層ビルなどで階を跨いで振動データをモニタリングするなどの用途に使用できるという。

 本システムについては、9月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催するSENSOR EXPO JAPAN 2019にて展示解説するほか、UNISONetを活用したセンシングシステムについての講演も実施する予定。展示会の事前登録はこちらから。

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