GVA TECHは9月2日、エンタープライズ向けに、自社専用のAI契約法務サービス「AI-CON Pro」のα版をリリースしたと発表。
これまでのAIによる契約書レビューサービス「AI-CON」は、GVA TECHが設定する法務基準でリスクを判定していた。今回リリースしたAI-CON Proは、顧客企業が使っている契約書の雛形や法務知識をGVA TECHのAIにセットアップすることで、導入企業の法務基準に合った契約書レビューを実現。大手企業の「自社の法務基準で契約書レビューがしたい」という要望に応えたとのこと。
顧客企業は、法務担当者の業務を効率化したり、契約書レビュー期間を短縮したりできる。法務担当者の知識をAIにセットアップして自社の法務部門に共有することで、契約書レビューの精度を標準化し、属人化の防止も可能。
GVA TECHは、大手企業でも「法務担当者ごとの法務格差」や「法務部門と各部門との法務格差」を解消し、法務が経営に入り込むために支援するとしている。
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