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コスプレバイク女子・美環、S字とクランクをあっさりクリア!

2019年09月28日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光 モデル●美環(@puritendon

何事もなくあっさりクリア
いいことだけどライター泣かせ(泣)

 運転席からはとても狭い道に見えるS字やクランク。ですが外から見ていると余裕があります。実は教習所内の他の箇所と比べて道幅が約50㎝狭くなっている程度で、コツさえつかめば、あっさりとクリアできてしまいます。そして、結果から言えば美環さんは、あっさりとクリアしてしまいました。

S字に挑む美環さんと教習車

 指導員の教えがよかったのか「アウト側を意識して、アウト・アウト・アウトで行きなさいと教えてもらいました。そうしたら一発でクリアしちゃって。私って才能あるのかな。てへ」と美環さんは周囲の大人たちの期待をよい意味で裏切ってくれたのです。

クランクに挑む美環さんと教習車

 「思ったよりもハンドルを回さなくてもいい、というのは驚きでした。バイクはハンドルとタイヤが一体化されているから感覚的にわかりやすいのですが、車の場合はそこがわかりづらいですね。だから、余計に回そうと思っちゃうんです。で、ハンドルを一回転した時に、タイヤがまっすぐになっているのかが、まだつかみきれていないんです。まだ全然慣れないですね。えへへっ」と笑顔で余裕の表情。

 狭路走行中はもちろん徐行。ブレーキでちょんちょんと踏んで速度を落としたり、半クラッチや断続クラッチを駆使して速度を調整しながら走行します。「足が忙しくて、頭が活性化されそう。ボケ防止にいいかな」と美環さん。

ペダルワークをする美環さん

 教習後にS字とクランクの印象について聞いてみると「S字は先が見やすいんですよ。背が低いから曲がるタイミングが見えづらいんです。だからクランクは、やや想像で走らせています」とのことでした。さすがに想像で走らせるのは恐ろしいので、どうやら彼女が運転する場合、厚めの座布団を用意した方がよいような。

 それに気づいた指導員の中には、違う教習車から、わざわざ座布団を探して持ってくる方もいらっしゃるほど。その度に満面の笑みで「ありがとうございます!」とお礼をする美環さんを見ながら「ズルい! 大人はみんな騙されている」と思う筆者でした。かくいう私も騙されているのですが……。

愛らしい笑顔で大人たちを騙している美環さん

 こうして、初めての運転ではエンストしたものの、その後の坂道発進、S字・クランクを拍子抜けするほどアッサリとクリアした美環さん。その愛らしい笑顔に騙されてか指導員から「彼女、上手ですよ」と太鼓判が押されるほど。すんなりクリアし、特にコメントもないことから、おかげで記事の内容もどんどん薄くなる傾向に……まさに筆者泣かせの状態です。もっと苦戦する様子をレポートする予定だったのですが。

 ですが、誰もが予想していなかった「挫折」が彼女に襲い掛かります。誰もが予想していなかったので、周囲の大人たちは大慌て。それは次回のレポートにて。

■取材協力

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