ソニー「α」シリーズと連動できるアプリ
「Imaging Edge Mobile」でXperia 1をもっと活用する
Xperia 1のカメラに採用されている画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」や瞳AFといった機能は、ソニーのデジタルカメラ部門の技術を利用したものだ。先行してデジタルカメラ側でこなれた技術であるため、Xperia 1においてはとても良好に働いているし、性能の良さを感じているユーザーもいるだろう。
そんなXperia 1だが、プリインストールされている「Imaging Edge Mobile」というアプリはチェック済みだろうか。Imaging Edge Mobileは、ソニー製デジタルカメラとXperia 1を連動させるもので、α/RXシリーズのリモート操作や撮影した写真をXperia 1に転送などが可能だ。なお、Android版とiOS版が存在しており、本稿では便宜的にXperia 1での操作を前提として進めていく。
できることを見ていくと、Xperia 1からソニー製デジタルカメラの操作/撮影があり、ソニー製デジタルカメラからXperia 1に撮影した写真の転送が主になる。機種によっては4K動画転送ができたり、位置情報連動ができたりと違いがあるのだが、ソニ−製デジタルカメラの世代の仕様が大きな要因だ。
たとえば、ソニー製デジタルカメラにはアプリケーションによる機能拡張に対応するカメラボディーがあるのだが、PlayMemories Camera Appsからスマートリモコンをインストールしていると、スマホ側からタッチAFができる。
逆にPlayMemories Camera Appsに対応していないカメラボディーの場合は、タッチAFなどができないという差がある。こういった微妙な機能の違いは、Imaging Edge Mobile対応カメラ一覧表(公式サイト)でチェックできるので、ソニー製カメラを持っているのであれば、確認してみよう。
次に機能をチェックする。使用したカメラボディーは「α7RⅢ」、レンズは「SEL1635GM」だ。接続はNFCか、カメラボディー側に表示されたQRコード、もしくは同一アクセスポイント経由となる。出先であれば、NFCかQRコードになるが、1度設定しておけばいいので、出かける前に済ませておくといい。
おもにできることは操作と撮影、カメラボディーからの写真データの転送だ。操作画面ではカメラボディーのプレビューがXperia 1側にも表示され、その周辺に操作UIがある。
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