週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

画面大型化やバッテリー駆動時間の延長など機能も強化

ガーミン、同社初ソーラー充電機能モデルも用意されるマルチスポーツGPSウォッチ「fēnix6 Series」

2019年08月30日 17時30分更新

左より「fēnix6S Sapphire Gray Rose Gold」「fēnix6X Pro Dual Power Ti Black DLC」「fēnix6 Sapphire Ti Gray」

 ガーミンジャパンは8月30日、マルチスポーツGPSウォッチ「fēnix6 Series」を発表した。9月12日発売予定、9月5日に予約受付を開始する。

 「fēnix6 S」6製品、「fēnix6」5製品、「fēnix6X」2製品がラインアップ。とくにfēnix6XはGPS モードで最大およそ60時間と、従来機のおよそ2倍となる長時間駆動を実現している。ハイエンドモデルである「fēnix6X Pro Dual Power」には同社初のソーラー充電機能も備え、1日3時間程度、1週間日光に当てれば24時間程度の利用が可能になるとしている。

 また、「パワーマネージャー」と呼ばれる新機能が搭載され、GPSや地図、心拍機能などの機能を個別にオン/オフできることから使用目的に合わせた最大のバッテリー稼働時間にカスタマイズできるという。さらに残りのバッテリー稼働時間を「パーセント」ではなく「残り時間」で表示できるようになった。

 アクティビティ機能としては、「PacePro機能」と呼ばれる新機能を搭載。あらかじめレースのコースや目標タイムを設定するとアップダウンを考慮した区間ごとのペース配分を作成できる(2019年10月以降対応予定のソフトウェアのアップデートが必要)。

 fēnix6Xシリーズでは1.4型、fēnix6では1.3型のディスプレーを採用し、従来モデルより大型化したディスプレーによるデータ視認性を高めている。道路地図や登山地図、国内外4万1000のゴルフコース情報に加え、新たに世界中にあるおよそ2000 のスキーリゾートのデータを予め収録。スキーのコース名と難易度も確認できる。

 なお、8月22日から連携を開始したAmazon Musicにも対応しているほか、Spotify、LINE MUSIC、AWAなどの音楽アプリや、パソコンから最大2000の音楽データ転送保存にも対応。NFC決済機能「Garmin Pay」も備えており、三菱UFJ-VISAデビットに対応する(8月30日時点)。

 衛星測位はGNSS:GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号)に対応、光学心拍計、気圧・高度、温度計、コンパス、ジャイロセンサーを搭載。10気圧防水。価格は、fēnix6Xが11万円より、fēnix6 Sapphireが10万円より、fēnix6 S Sapphireが9万円より、fēnix6が7万円、fēnix6 Sが6万5000円(価格はいずれも税別)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう