ZAICOは8月23日、RFIDを活用した新サービス「R-ZAICO」(アール・ザイコ)を提供開始したと発表。
従来のRFID対応システムは、RFID周辺機器や専用管理ソフト合わせて数百万円という高額な初期投資が必要だった。R-ZAICOは高額な初期投資が不要なうえ、5万円の月額課金でRFIDによる在庫管理の効率化を実現できるという。
R-ZAICOで提供する、デンソーウェーブのRFIDリーダー「SP1」は1秒間に最大700枚のタグを読み取れるため、効率的な在庫管理・備品管理業務が可能。作業にかかる人手と時間を減らし、人手不足の解決に貢献するとしている。
RFIDは、電波によりRFタグのデータを非接触で読み書きするシステム。バーコードでの運用では、レーザーなどでタグを1枚1枚スキャンするのに対し、RFIDの運用では、電波でタグを複数一気にスキャン可能。電波が届く範囲であれば、タグが遠くにあっても読み取りできる。
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