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デスクトップにも置けるコンパクト機も用意

エプソン、昇華転写方式の大判プリンター「SC-F550/SC-F6350」

2019年08月27日 18時30分更新

「SC-F550」

 エプソンは8月27日、商業・産業向け大判プリンター「SureColorシリーズ」の昇華転写プリンターとして「SC-F550」と「SC-F6350」の2製品を発表。9月10日に発売する。

 昇華型インクでプリントした転写紙に熱を加え、インクを気化して各種素材に転写する方式で、スポーツアパレルやトートバッグ、グッズ制作などに利用される製品。SC-F550は同社の昇華転写プリンター初の24インチモデル(最大印刷横幅604mm)で、コンパクトサイズなので置き場所を選ばない。ロール紙や単票紙にも対応するほか、4.3型タッチパネルを装備しており操作ガイドや消耗品の残量、エラー状況について確認できる。価格は37万5840円。

「SC-F6350」

 SC-F6350は44インチモデル(最大印刷横幅1112mm)で、従来機「SC-F6200」ではサービスエンジニアを呼ぶ必要があったヘッドキャップのクリーニングをユーザー自身でメンテナンス可能としたモデル。新たに印刷後のロール紙を巻き取る自動巻取りユニットがオプションとして用意される。価格は91万5840円。

昇華転写プリンターは1枚単位で制作できるため、シルクスクリーン印刷に比べて少量多品種生産のアパレル・グッズ制作に利用しやすい 

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