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50万円でホンモノの映画が撮影できるようになるってこと!?

パナソニックがプロ向けハイエンド・ムービー・カメラ「LUMIX S1H」を発表!!

2019年08月29日 13時10分更新



 パナソニックは8月29日にフルサイズ・ミラーレスカメラ「LUMIX Sシリーズ」の新モデル「S1H」を発表した.

 6月3日に米国ロサンゼルスで映画撮影機材の専門展示会「Cine Gear Expo 2019」にて公開したもので、通常のミラーレスカメラサイズのボディに、劇場用映画を撮影するためのハイエンド・シネマカメラと同水準の機能を搭載しているのが最大の特徴である.

シネマ・クオリティの動画を
フルサイズセンサーで撮影できるのだっ!!

フロントにはレンズ右上の「タリーランプ」のほか、正面右下にはRECボタンが、マウント部もよく見るとひとつ空のネジ穴が!!

 搭載している撮像素子はフルサイズの2420万画素CMOSセンサーで、「デュアルネイティブISOテクノロジー」により、1画素ごとに専用回路を2系統備え、「低ISO感度」と「低ノイズ高ISO感度」を切り換えることができる.最適化されたローパスフィルターを搭載している.

 パナソニックの劇場用シネマカメラ「VARICAM」と同水準のダイナミックレンジと広色域の「14+ストップV-Log/V-Gamut」に対応.35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼として世界で初めてシネマ4K/4Kでの4:2:2 10bit記録が内部で30pまで、外部出力で60pまで、また、センサー全域を使った「3:2 6K/24p(5.4K/30p)、16:9 5.9K/30p動画記録」などの高解像撮影を実現している.
 さらに、スロー/クイック表現が可能な4K / FHDのVFR(バリアブルフレームレート)動画、シネマスコープサイズの映像作品を制作できるアナモフィック撮影に対応など、プロが必要とする機能はすべて組み込まれている.
 予約開始は9月12日(木)、発売は9月25日(水)の予定で、市場想定価格は50万円前後(税抜)である.

背面EVFの右下のRECボタンはなくなり、「タリーランプ」になりました.

ボディ上面のディスプレイは1.8型に大型化し、スイッチ部に大きいRECボタンを搭載.

もちろん防塵防滴で頼もしいですね.

フルマグネシウム合金ボディで堅牢性も向上.

ここはS1/S1Rと最大の違い、液晶がチルトではなくフリーアングルが加わっています.

プロ向けなので(?)、XQDスロットはなくなり、SD×2になっております.

外部機器もきちんとつなぎやすい作りになっております.

フルサイズ=Sシリーズ新レンズ
LUMIX S PRO 24-70mm F2.8

前側のフォーカスリングは前後にスライドしてAF/MF切り換えになります.

 同時に、Lマウントシステム用の新レンズも発表.PROシリーズの24-70mmズームで,パナソニックとしては4本目となる.

 F2.8の大口径ズームレンズで、480fpsのAF制御に対応し、ダブルフォーカスシステム、フォーカスクラッチ機構を搭載している.

 最短撮影距離は37cmで最大撮影倍率は0.25倍、サイズは90.9×140mmで重量は935g.予約開始は9月12日(木)、発売は9月25日(水)の予定で、希望小売価格は税抜きで27万5000円.

マイクロフォーサーズ用は人気レイズの改良モデル
LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 Ⅱ ASPH

 こちらはマイクロフォーサーズ用の人気レンズのリニューアルモデル、240fpsのAF制御、防塵防滴、外装デザインの刷新がおこわれている.

 予約開始は8月29日(木)、発売は10月17日(木)の予定で、希望小売価格は税抜きで7万5000円.

S1H発売記念キャンペーンでSDXCカード
イベントで実機をさわろう!!

 S1H発売キャンペーンも発表となり、2019年12月9日までにS1Hを購入すると128GBのSDXC UHS-Ⅱ メモリーカード 「RP-SDZA128JK」がもれなくプレゼントされる.

 また、S1H発売記念イベントとして映像クリエイター向けに2019年9月20日・21日にLUMIX GINZA TOKYOにて実施の予定.くわしくはパナソニックのLUMIXホームページにて.

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