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SFっぽさがすごい!映像が宙に浮くディスプレーに触ってみた

2019年08月26日 16時40分更新

写真ではうまく表現できないが、実物は浮いているように見える

映像が宙に浮いているように見えるディスプレー

 ASCII STARTUPが8月26日、IoT/ハードウェアビジネスの体験展示・カンファレンスイベント「IoT H/W BIZ DAY 2019 by ASCII STARTUP」を、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて開催した。

 出展企業の中から、アスカネットのブースをレポート。アスカネットは、デジタル写真加工サービスやフォトブック作成サービス、光学表示用デバイスの製造販売をしている。

 同社のブースに展示されていたのは「ASKA3Dプレート」と呼ばれる光学デバイスだ。特殊な構造をしたガラスプレートで、画像や物体の放つ光線を、プレートを挟んで反対側の同じ距離の位置に結像するというもの。

写真で浮いている様子を表現するのは困難。実際には、手前に浮かび上がっているように見える。実物を見てほしいデバイスだ

 モーションセンサーなど、手が近づいたことを認識できるハードウェアと組み合わせれば、浮いている(ようにしか見えない)像にタッチして、端末を操作するといった使い方もできる。

 実際に触らせてもらったが、ある範囲から見れば、まさにSF映画に出てくる空中ディスプレーのよう。何より、この現象を光学的に実現していて、電気を使っていない点も、応用範囲の広さをうかがわせる。

 現在同社では、ASKA3Dプレートを使って、アイディアを商品化したいプロジェクトパートナーを募集しているそう。活かせそうなアイディアを持っているき企業や個人は、ぜひ同社の公式サイトをチェックしてほしい。

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