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ビールのおいしさとは?「一番搾り」刷新したキリンにきいてきた

2019年08月31日 13時00分更新

舌のセンターラインでビールを味わうとおいしい!

――「一番搾り」のオススメの飲み方ってありますか?

鈴木さん:一番搾りを飲むときは、香りを嗅ぎわけながら……などと難しく飲むのではなく、何も考えずゴクゴク飲むというのが一番おいしいと思っています。

――そうですよね! コップやグラスなどのオススメは?

鈴木さん:一番搾り特製のグラスで飲むとおいしいですよ。一番搾りが一番おいしく飲めるように開発したグラスで、飲料店さんに入れてもらっています。薄くて、口径が小さくて、縦に長い。ビールを飲んだ時に舌のセンターラインを通るようにできています。

「舌のセンターラインを個人的にフェアウェイと呼んでいたことがあります」と、鈴木さん。

――舌のセンターライン!

鈴木さん:舌のサイドは、仕組み的に雑味とか苦味を拾いやすい。なので、舌のセンターラインをストレートにビールが通ってくれるとスッキリおいしく飲めます。

――へえ、舌の構造でよりビールをおいしく感じるというのがあるんですね。

鈴木さん:あと、飲むときに顔が上を向くようになります。やはり、上を向いて飲むと人の気持ちが明るくなるので、一番搾り専用のグラスではそこも考えています。

――わかります! ビールを飲むときに斜め上のほうが見えると開放感あって気持ちいい!

鈴木さん:家で飲むときは、缶から直接飲んでもいいし、グラスに移して飲むのもいいですね。気持ちよく飲めるほうがいいと思います。グラスに移して飲むときは薄めのグラスだと冷涼感があってオススメです。

――一番搾りに合う食事はなんでしょう。

鈴木さん:餃子、焼肉など、食事にはわりとなんでも合わせやすいです。味がしっかりしているけどすっきりしているので、あまり邪魔をしません。お客さんからも一番搾りは食事に合わせやすいイメージがあるというお声をいただきます。あと、お刺身に合うというお話もお聞きします。

刺身にも合うとのこと。そういえば某回転寿司チェーンではキリンでした。

――寒くなってきたらお鍋にも合いそう。ビールの話をしていたら飲みたくなってきちゃいました。最後に、鈴木さんにとってビールとはなんですか?

鈴木さん:ビールは幸せの象徴です。世の中が安定している時代ほどビールが飲まれるはず。紀元前のエジプトでは、ピラミッドの石を運んで労働していた人が、報酬としてビールをもらって飲んでいたという話があります。仕事終わりにビールを飲むって今も同じじゃないですか。すごく高級品というわけではないから、だれでも飲めるし、それでいてとても幸せな気分になれる。みんな一日いろいろなことがあって、楽しいこともあるし、そうじゃないこともあるかもしれない。でも、ビールを飲んでいる時間は幸せで、楽しい気分になっているはず。そんなステキな飲み物、他にはなかなかありませんよね。

ビールは「幸せの象徴」と語った鈴木さん。その通りだと思いました! 最後に私ナベコは乾杯させてもらいました。カンパーイ! ビールで心が近くなれた気がします。


 ……ビールを飲めるってやっぱり幸せ! 飲みやすく飲み飽きないから毎日飲めちゃうビール。鈴木さんは難しいことを考えずに飲むと一番おいしいと言っていましたよ。私も頭をからっぽにして今日も今日とてビールを飲もうと思います。ビールにヒパヒパ―(ハワイの言葉で乾杯です)!

書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】

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