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1200馬力! Drako初のEV「GTE」は25台限定で約1億3000万円

2019年08月23日 10時00分更新

 矢継ぎ早に自動車メーカー各社から発表されるEVだが、今度は米シリコンバレーに本社を置く「Drako Motors」が、1200馬力もの出力を可能とする同社初のEVを発表した。その名も「GTE」。25台の限定生産となり、価格は125万ドル(約1億3000万円)となる見込み。

Drako Motors初のEV「GTE」

 GTEの最高時速330kmで、4基のマグネットハイブリッドモーターと6500ft-lbsのトルクを発生させる。実はこの4基のモーターとソフトウェアアルゴリズムを用いて、トルクを1秒間に1000回以上も調整する。

かなりの大トルクを誇る

 6つ(レース、トラック、ドライ、雨、雪、氷)の路面モードのいずれかを選択することでトルクを制御するシステム「Quattro Manettino」も搭載しており、加速やコーナリングなどにおいても、より安全にコントロールできるとアピールする。バッテリー容量は150kWで急速充電に対応し、熱を素早く放散する冷却するシステムも備える。

制御システム「Quattro Manettino」

 性能の他に、ヘッドライトから流れるような流線型のデザインが印象的だ。この美しいデザインも前述の最高時速に寄与すると言えるだろう。

GTEの内装

 超ハイテクなスーパーカーに見えるGTEだが、実は4人乗り4ドアのセダンだ。GTEは他社のセダンに比べると高価だが、非常に挑戦的な車だと感じる。

サイト上で予約を受け付けている

 Drako Motorsは現在、GTEの予約注文を受け付けており2020年までには出荷を開始できると説明している。

■関連サイト

筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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