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お手頃価格でPCゲームを始めたい人にオススメ

13万円切りでCore i5-9300H&144Hz液晶!新「Nitro 5」を触る

2019年08月23日 11時00分更新

 日本エイサーはエントリー向けのゲーミングノートPC「Nitro 5シリーズ」の新モデルを発表した。今回はその中から15.6インチ液晶ディスプレーを備える「AN515-54-A58G5」を取り上げたい。果たして、AN515-54-A58G5は従来モデルからどこが変わり、どのようなノートPCに仕上がっているのか。実際のゲームをプレイしながら、その実態に迫ってみたい。

CPUに第9世代CoreのCore i5-9300Hを採用

日本エイサーのゲーミングノートPC「Nitro 5」(型番:AN515-54-A58G5)。実売価格は12万9400円前後。

 さて、まずはAN515-54-A58G5の外観だが、トップカバーにレーザーで刻印されたテクスチャー模様は従来モデルを踏襲。配色も全体を黒色で統一しながらもアクセントとしてヒンジ部に赤色を施しているあたりも変わっていない。

AN515-54-A58G5の背面。ヒンジ部の赤色のラインがアクセントになっている。

 15.6インチの液晶ディスプレーはIPSパネルを採用しており、視野角は良好。多少ズレた位置からのぞき込んでも美麗な画面を楽しめた。また、解像度はフルHD(1920×1080ドット)をサポートしているほか、リフレッシュレート144Hzに対応。反応速度が問われるFPSタイトルなどでも十二分に実力を発揮できるだろう。

フルHDのIPS液晶は144Hz駆動。即応性が求められるタイトルにはありがたい仕様だ。

 CPUには第9世代Coreプロセッサーの「Core i5-9300H」(以下、i5-9300H)を採用。このCPUが第8世代から第9世代へアップグレードされた点が、新モデルのトピックとして挙げられよう。i5-9300Hは開発コードネーム「Coffee Lake Refresh」と呼ばれる世代で、第8世代からはハードウェアレベルで脆弱性の修正も行なわれている。つまり、パフォーマンスはそのままに、安全性と安定性の向上が図られたと言って良いだろう。

CPU-Zの実行結果。CPUはCore i5-9300Hを搭載。

 GPUにはミドルロークラスの「GeForce GTX 1050」(以下、GTX 1050)を搭載。現行世代の1世代前にあたるPascal世代ではあるが、フルHDで遊ぶゲーミングノートPCとしては十分な性能と言っていい。13万円切りというお手頃ゲーミングモデルだが、このあたりでバランスを取っているのだろう。

GPUはミドルロークラスのGeForce GTX 1050を採用。

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