ソニーモバイルからの最新モデルということで購入した「Xperia 1(SO-03L)」。前モデルとなる「Xperia XZ3」とはそれくらい違いがあるのか気になるところです。そこで今回は両モデルでベンチマークアプリを走らせ、スコアの差をチェックしてみました。
まずはスペックのおさらい。Xperia 1はプロセッサーがクアルコムのSnapdragon 855(2.8GHz+1.7GHz、オクタコア)。メモリーは6GBで内蔵ストレージは64GBです。Snapdragon 855はクロックを若干アップさせたSnapdragon 855 Plusもありますが、現時点ではほぼ最高のモデルとなります。
一方のXperia XZ3はプロセッサーが1世代前のハイエンドモデルSnapdragon 845(2.8GHz+1.8GHz、オクタコア)。メモリーは4GBで内蔵ストレージは64GBとメモリーがXperia 1よりも2GB少ないスペックです。
グラフィックなども変わっているので、スコア的にどれくらい変化があるのか気になるところ。ただし、Xperia XZ3のほうは半年以上使用して、ストレージも使い込んでいるしアプリもかなりインストールしています。そのあたりも考慮した数値としてみたほうがいいかもしれません。
まずはAnTuTu Benchmarkの結果です。Xperia 1は「352621」でXperia XZ3は「229036」とかなりの差があります。CPU、GPU、UX、MEMと4項目それぞれを見ても差があり、特にCPUは倍近くスコアが違います。
続いてGeekbench 4でのスコアです。Xperia 1はシングルコアで「3495」、マルチコアで「11020」。Xperia XZ3はシングルコアで「2217」、マルチコアで「5869」とこちらも大差がついています。特にマルチコアのスコアはやはり倍近い差があります。Snapdragon 855とSnapdragon 845ではクロックなど数値的には違いはないのですが、やはり処理性能はアップしているようです。
最後に3DMarkでの結果です。最初の2つのようなダブルスコアほどの差はありませんが、数値的にはXperia 1は「4726」と「3810」で、Xperia XZ3は「2618」と「2923」とXperia 1の圧勝です。
基本的なスペックだけを見ても、Xperia XZ3よりもかなり強化されていることがわかったXperia 1。これだけでも機種変更したことに満足できそうです!
※Xperia 1(SO-03L)/Android 9で検証しました。
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