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Instagramが自由にカメラエフェクトを作成・公開できる「Spark AR」を提供開始

2019年08月21日 09時00分更新

 InstagramはAR(拡張現実)カメラエフェクトを作成し、Instagramストーリーズ上で公開できる「Spark AR」を提供開始した。

 Instagramストーリーズは、24時間で投稿内容が消えることを特徴としており、気軽に自己表現したり、日常の瞬間をシェアしたりするのに欠かせない機能とされている。Instagramは日本でデイリーアクティブアカウントの70%が利用するほどに浸透していると説明している。

 Spark ARの使い方は、エフェクトを提供しているアカウントを既にフォローしている場合、アカウントをフォローしていない場合、プロフィール画面から使うなど、ユーザーによって異なる。ユーザーが新しいフィルターを検索できるようにする「エフェクトギャラリー」も用意している。

 ベータ版が提供されている期間は、渡辺直美さん(@watanabenaomi703)がデザインした2種類のカメラエフェクトも追加。渡辺さんのトレードマークとも言える、カラフルで個性的な髪型やメイクを体験できるエフェクトで、誰でも自由に試すことができる。

 ユーザーが、Instagramカメラのエフェクトトレイの最後までスクロールすると、ようやく姿を現すので、そこでクリックして起動する。またユーザーは、インスタグラムストーリーに使われているエフェクトを見ることができるようにもなる。

 ARは現在当たり前とも言えるほど、様々な企業やサービスに組み込まれているが、Spark ARでは自分の作成したエフェクトが話題になることで、そこからコミュニケーションが生まれたり、時の人になれたりと、使い方によっては多くの可能性を秘めたツールなのかもしれない。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。


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