肉好き記者アスキーのナベコです。牛丼チェーン「吉野家」は「特撰すきやき重」を8月14日10時から数量限定で発売。860円。
吉野家で“サーロイン”を使用するのは史上初。また、全国展開する牛肉メニューとしては最高級だそう。販売数量は50万食が予定されており、なくなり次第終了。
「特撰すきやき重」
・店舗:全国の吉野家(一部店舗を除く)
・価格:860円
・内容:“特撰すきやき重”と生玉子、みそ汁、お新香がセット。テイクアウトの場合、半熟玉子のみが付きます。
サーロインというと、お肉の赤身肉の旨みも脂身のジューシーさも両方味わえるという高級部位です。そのおいしさから貴族の称号“サー”が付けられるほど。
吉野家でサーロインを使用したメニューが食べられるとは。しかも、セットで860円だとサーロインを使っているにしてはお手頃では。さっそく食べてきました!
●サーロイン120g
「牛丼大盛り」の肉より多い
見てください。お重にはびっしりとお肉が敷かれていて、ご飯がほぼ見えません。120gと牛丼大盛より多いというお肉のボリューム感は見た目にも明白。タレと肉汁がテリテリと光りを反射して、気持ちの昂りを誘いました。
セットの玉子は、すきやきらしく溶き玉子にしてお肉を一切れずつダイブさせてもいいし、お重の上に直接かけてもいいとのこと。ポスタービジュアルでは、お重に卵黄をオンしていますね。
卵黄だけを取り出す道具“セパレーター”を一緒に出してもらえたというのもあり、私も卵黄のせにしてみました。
ぷちっと卵黄を解き放つと、幸福色の滝がお肉の上を滑ります。どうにもこうにも、そそられちゃう。
●牛丼のタレとすきやき風のタレのWで濃厚
サーロインを玉子に絡めつつ、いただきまーす。……柔らかい! そして、甘い!
短時間でサッと煮あげたというお肉は、かたくなっておらず、ふんわりと舌に着地しました。あ、良いお肉の質感だ、という感激が。
味付けは、牛丼のタレで煮ているので、「これ、これ」となる吉野家の味。加えて、甘めに仕上げたすきやき風のタレをかけているため、一層に濃厚。ウナギのタレのように甘じょっぱくトロンとしたタレなのですよ。ともすれば、クドクなりそうなのですが、サーロイン自体の旨みが濃いため、不思議と上品にまとまっていました。また、付け合せのお新香が良い箸休め。
なんといっても肉のワイルドさ! 厚めの1.8mmで、なおかつ広めのカットだったため、一回で口に入ってくるお肉の量が多いこと口の中がお肉で満たされる幸福体験。
提供されてから時間がたってくると、アツアツの時より赤身らしい食感が立ってきました。それはそれで良い具合! ギュッギュッと噛めば噛むほど旨みが出てくる赤身らしい満足感があって、飽きが来ません。全体的に高級牛丼という風情ですが、よくある牛丼にはないのは、赤身と脂身のおいしさの両方を堪能できるリッチさでしょう。
●860円はお手頃!
この機会を逃さないで
サーロインを噛みしめつつ、あっという間に食べきってしまいました。ふだんの牛丼の部位より脂が少ないから、女性でもペロッといけってしまうでしょう。罪作りなおいしさです。
「“すきやき”をうたうならネギをのせてほしい」など、食べる前には思っていたけど、具材が他に入っていないぶんかえって純度高くお肉を楽しめました。おいしかったです。すきやき重、ありがとう!
ご飯が進む甘じょっぱい系の味付けなので、ご飯をたっぷりいきたくなるかもしれません。ただ、本商品は“大盛”にはできないので、そこだけ注意。ご飯が欲しい時は、別途単品「ご飯」(150円)を追加すれば大丈夫です。
吉野家120周年を記念したという「特撰すきやき重」は、860円という価格としては素晴らしパフォーマンスの高級感がある仕立て。お客さんへの感謝還元しようという心意気が感じられます。食べなきゃ損! 50万食と数量限定なので、気になった方は早めに駆けつけましょう!
アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!
書いた人:記者ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】♪
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります