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SlackやChatworkをまとめて管理できるStationを使ってみた

2019年08月16日 12時00分更新

 仕事でチャットツールを使うのが当たり前になってきた。人によってはチャットで連絡を取ったほうがレスポンスも早く、メールよりも確認の頻度が高い。

 ただ、困るのは人によって使うサービスが違うこと。Slack、Chatwork、Messenger、LINEなどがあり、PCの場合はブラウザーでそれぞれのサービスをチェックする必要がある。Slackにいたっては参加しているチームごとにページを開かないといけない。相変わらずメールも届くし、連絡の確認だけでタブが増えてしまう。

 そこで導入したのがチャットツールをまとめて管理できる「Franz」だ。ひとつのアプリケーションを立ち上げるだけで、それぞれのチャットツールが確認でき、通知もくるので、調べ物はブラウザー、連絡はFranzと分けられて便利だった。

 しかし、つい最近Slackの通知バナーが表示されなくなってしまった。Slackだけブラウザーで見ることもできるが、それだと管理ツールを使う意味がない。

 ほかに似たようなアプリはないものかと探してみたら「Station」というサービスが見つかったので、さっそく使ってみることにした。

660以上のサービスと連携できる

 Stationはさまざまなウェブサービスをひとつにまとめられるウェブアプリ。先に挙げたチャットツールのほか、TwitterやInstagramなどのSNS、Trello、Evernoteなど、660以上のサービスと連携できる。

 ダウンロードは無料で、Windows/Mac/Linux向けに提供している。WindowsにインストールしたらWindows Defenderから警告を受けるので、使う場合は自己責任でお願いしたい。

 設定は簡単。Googleのアカウントがあれば、すぐにログインできる。

インストール後、ログイン(左下の赤枠でかこったところ)ボタンを押す

Googleアカウントでのログインか、アカウントを作成

 ログイン後はまとめたいサービスを選んで追加していくだけ。

アイコンを押すだけで連携できる

 連携させたサービスの画面は、ウェブで見たときとほぼ同じ見え方になっている。左端にまとめたサービスのアイコンが縦に並んでおり、選択するとすぐに表示が切り替わる。

StationでSlackを表示させた画面。左のアイコンは連携させたサービス順に並ぶ。一番上のアイコンにマウスを合わせると、直近でチェックしたサービスが表示される

 あとから連携させたいサービスが出てきたら、左端の下の方にある「+」から追加できる。連携できるサービスは一覧から探せるほか、検索も可能。

 さらに任意のウェブサイトも追加できる。画面左にアイコンを表示させるため、カラーとロゴを設定する必要があるが、基本的には画面に従っていくだけ。もちろん連携の解除もできる。

左下の「+」(赤い矢印のところ)で連携サービスを追加できる

連携サービスは一覧から探せるが、数が多いので検索したほうがいい

ウェブサイトも連携できる

連携を解除する際はアイコンをマウスオーバーして、歯車マークを押す

設定画面の右側(赤い枠で囲ったところ)のゴミ箱アイコンを押せば解除完了

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