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「知財戦略」サポートが行なわれる期待のスタートアップ

特許庁、知財アクセラレーションプログラム2019年度の第一期支援先企業10社を決定

2019年08月08日 18時45分更新

 特許庁は8月8日、「知財アクセラレーションプログラム(IPAS:IP Acceleration program for Startups)」の2019年度の第一期支援先企業10社を決定したと発表した。

 革新的な技術やアイデアを武器にするスタートアップ企業では、コアとなる技術やアイデアを知的財産として保護する「知財戦略」の構築が不可欠となり、IPASはスタートアップ企業のビジネスの知財による加速を目的としている。3ヵ月間にわたって、専門家チームによる「技術やアイデア」のビジネス化と知財戦略構築へ向けたサポートを行なう。

 IPAS2019第一期支援先企業一覧は以下のとおり(50音順)。


・株式会社エイシング
 超軽量動作・高速データ処理・リアルタイム学習・スタンドアローンという特徴を備えた機械組み込み型AIアルゴリズムの開発
 https://aising.jp/

・株式会社エー・スター・クォンタム
 量子コンピューターのプラットフォーム、共通ライブラリの開発
 https://a-star-quantum.jp/

・スペースリンク株式会社
 大容量・急速充電・安全性・長寿命・低コストという特徴を兼ね備えた「グリーンキャパシタ」の開発
 https://www.spacelinkltd.jp/

・株式会社セツロテック
 受精卵エレクトロポレーション法を用いた遺伝子改変(ゲノム編集)マウスを簡便克高効率に作成できる手法を開発
 https://www.setsurotech.com/

・パイクリスタル株式会社
 東京大学で開発された有機半導体単結晶技術を応用し、柔らかく、薄く、軽く、安価なデバイスの作成
 http://pi-crystal.com/

・株式会社Photo electron Soul
 半導体フォトカソード技術を利用した電子ビーム生成装置の開発
 http://photoelectronsoul.com/

・株式会社ブレイゾン・セラピューティクス
 主に中枢神経領域を対象とした医薬品、診断薬、研究用試薬などの研究開発
 http://www.braizon.com/

・株式会社メタジェン
 個々人によって異なる腸内環境を適切に分類し、腸内環境のタイプに合わせたアプローチを行ない、健康維持・疾患予防を目指す層別化ヘルスケアサービスの開発
 https://metagen.co.jp/

・メディギア・インターナショナル株式会社
 医師の手技レベルに左右されず医療の均質化を容易に実現する「腫瘍標的型低侵襲療法」を開発
 http://www.medigear.co.jp/

・LeapMind株式会社
 小型、省エネ設計の「組込み型Deep Learning」ソフトウェア・ハードウェアの開発
 https://leapmind.io/

 特許庁では、8月28日に上記支援先企業の記者発表会を兼ねたイベントを31Builedge YAESU(東京都中央区八重洲2-7-2 八重洲三井ビルディング3階)にて開催する。

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