世界最大の屋内型ミニチュアパーク
「SMALL WORLDS TOKYO」2020年有明で開業
2020年の春、東京・有明に世界最大の室内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO(スモールワールズTOKYO)」が開業する。総面積は8000平米で「関西国際空港エリア」「スペースセンターエリア」「世界の街エリア」「美少女戦士セーラームーンエリア」「エヴァンゲリオン 第3新東京市エリア」「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」「東京エリア(仮、詳細未定)」の合計7エリアを楽しめる。
スモールワールズTOKYOは来場者が7つの展示を見るだけでなく、実際に参加できることも特徴。自分を3Dスキャンして各エリアの住人として自分のフィギュアを参加できるテーマパーク体験「住民権付きフィギュア・プログラム」などを用意する。
テーマパークはプロジェクションマッピングを活用し、展示されるミニチュアもIoTデバイスを活用することで実際の世界の人物や乗り物のように“動く”のが特徴だ。
記者発表会にはSMALL WORLDS代表取締役の近藤正拡氏が登壇。テーマパークの展示内容を解説した。近藤氏は各エリアの特徴を説明しつつ「一般的なテーマパークとの違いは見る距離の差。(SMALL WORLDSは)ガラス越しではなく、模型の手前15~30cmで手すり越しにミニチュアを見てもらえるようにする」とコメント。
関西国際空港エリアでは合計40機の航空機の離発着を1日が約30分のサイクルで鑑賞できる。「最大の見せ場は神戸の夜景。プロジェクションマッピングとLEDで光り輝く夜景が楽しめる」(近藤氏)
スペースセンターエリアはNASAの宇宙センターをモデルにデザインされており、宇宙部門総合ディレクターの河森正治氏プロデュースのスペースシャトル5機の打ち上げの様子を見学できる。
世界の街エリアは、ファンタジーとスチームパンクの要素を散りばめたオリジナル世界に、およそ20~30の仕掛けが施されている。
美少女戦士セーラームーンエリアは、'90年代の懐かしい麻布十番をベースに、コミックス1~4巻の町並みと、同作品の未来の世界「クリスタル・トーキョー」がミニチュアサイズで再現される。
エヴァンゲリオン 第3新東京市エリアはエヴァンゲリオンの世界観を1/80のスケールで再現。新東京市のビル群が地下に格納される様子も楽しめる。また、エヴァンゲリオン 格納庫エリアはエヴァンゲリオン各機が射出される様子を鑑賞できる。
「住民権付きフィギュア・プログラム」は、3Dスキャンした自身のフィギュアを施設エリア内に置くことで、ミニチュアを見て楽しむと同時に“住んで楽しむ”ことができる参加型プログラム。第一弾はエヴァンゲリオンエリアの「第3新東京市に、住む」で、販売価格は税込1万9800円(18歳以下1万7600円)を予定。8月9日から発売を開始する。
スモールワールズはすでに2022年に沖縄での開業が決定しており、さらに海外での展開も視野に計画が進められている。発表会にはエヴァンゲリオンの著作権管理を手がけるグラウンドワークスの神村靖宏氏も挨拶に登壇、スモールワールドTOKYOの展示に期待を寄せた。
©SMALL WORLDS. Inc
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