コンピューターグラフィックスの展示会「SIGGRAPH 2019」にて発表
AMDとA.L.I. Technologiesが共同開発 クラウドレンダリングサービス「Bullet Render Farm」発表
A.L.I. Technologiesは7月31日、コンピューターグラフィックスの展示会「SIGGRAPH 2019」にて、自律分散処理で高速にレンダリングを実行するクラウドサービス「Bullet Render Farm」(ブレットレンダーファーム)のローンチを発表した。ローンチは9月1日。
CG制作プロセスにおけるレンダリング処理を、レンダーファームとしては世界最大規模のGPUにて実施するサービス。今回のSIGGRAPHでレンダリングソリューション強化を掲げたAMDとの共同開発により、レンダリングソフトウェア「Radeon ProRender」でのレンダリングに対応している。
インターネット経由で受け取った画像フレームを、数千枚のGPUに効率を損ねずに自立分散処理させる独自開発のアルゴリズムを活用することで、パワフルなレンダリング速度を実現。CGアニメーション制作や建築ヴィジュアライゼーションなど、高度な画像制作に欠かせないレンダリングの処理時間を高速化するとしている。
同サービスは日本国内のみで運営されており、クラウドサービス利用への不安を取り除くべく、万全の対策を講じているという。
現在、ベータ版のユーザーを募集しており、登録は問い合わせフォーム(brf-info@ali.jp)から。
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