「牛キムチクッパ」
吉野家
7月29日発売
並盛490円、大盛り590円
https://www.yoshinoya.com/menu/gyudon/gyu_kimchikuppa/
テスト販売で好評のメニューが登場
任天堂の「マリオ」シリーズのボスキャラであるクッパは、「スーパーマリオブラザーズ」を開発中に難航していたスタッフが「焼肉店でクッパを食べたい」と言ったからクッパになった……という有名な伝説があります。なんとも牧歌的なエピソードですが、筆者などはゲームで先に“クッパ”を知ったため、焼肉店で「クッパ」という文字を見たときに、ずいぶん驚いたものです。
というわけで、クッパです。吉野家は「牛キムチクッパ」「豚キムチクッパ」を7月29日に発売。9月14日までの期間限定メニューです。
牛キムチクッパは2010年11月から期間限定で登場したメニュー。2018年に一部地域で実施されたテスト販売ではとても好評だったそうで、規模を拡大して本格的に復活。新メニューとして豚キムチクッパも同時販売。いずれも、無料でハバネロパウダーを追加して「激辛」仕立てに変更可能です。
ごはんの上に牛丼の具(牛肉と玉ねぎ)をのせ、特製キムチ、もやしナムル、豆腐を、旨辛スープと一緒にかけて、青ネギをトッピング。スープは、コチュジャンベースに、昆布、かつお、しいたけと、牛肉のエキスをたっぷりときかせたという仕立て。牛丼の具とスープに入れた牛肉エキスのマリアージュが味の決め手となり、辛さの中に重層的な旨味を感じられる仕上がりとうたいます。
せっかくだし、激辛を注文してみました。そうはいっても牛丼チェーン、そこまで辛味を追加していないのではないか。そもそもクッパとしての完成度はいかほどか。いろいろと気になる点はありますが、はたして……?
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