ビジネスシーンでSurface Proを使っている人がどんどん増えているように感じる。筆者も数年前から愛用しているのだが、インターフェースがUSB×1とMini DisplayPortのみと貧弱なのが悩みどころ。いろいろな周辺機器が発売されているが、それをイチイチ買いそろえるのも面倒だ。今回は、そんな人にオススメのマルチハブ「KICKSTAND Hub for Surface」を紹介しよう。ちなみに、アスキーストアで購入可能である。
安くて軽いのにHDMI出力に対応しつつ
有線LANやUSBを増設できる
現在、筆者が外出先で使っているノート・タブレットPCは、2017年に発売された「Surface Pro」。2012年に発売された初代の「Surface Pro」と2014年の「Surface Pro 3」も使っており、2モデルごとに買い換えている感じだ。
PCの性能はやや発熱が気になるくらいで、ほぼ満足している。ただ、何かいつもと違うことをしたくなったときに、インターフェースが少なく面倒を感じることがある。
インターフェースはUSB 3.0が1基とMini DisplayPort、Surface Connect端子、microSDカードリーダーのみ。スマホで使うmicroSDカードは利用できるが、デジカメのSDカードは入らない。外付けキーボードとマウスを使いたいとか、ストレージやカードリーダーを使う際も、USB端子が足りなくなる。映像出力端子がMini DisplayPortというのも使いづらい。当たり前だが、有線LANポートもない。
もちろん、Surface Pro用のアクセサリーも用意されている。Mini DisplayPortからHDMI端子に変換するアダプターや、USB接続のイーサネットアダプターはそれぞれ5832円。USB端子を増設するUSBハブやSDカードリーダーは量販店で1000円から購入できる。とは言え、ごちゃごちゃと買いそろえて持ち運ぶのは手間だし、忘れたり紛失したりする可能性も高くなる。
そこで「Surface Dock」というインターフェースの増設デバイスが発売されている。USB 3.0を4つとギガビットイーサネットポート、Mini DisplayPortを2基備えている。5世代相当のSurface Proはもちろん、今年発売されたSurface Pro 6にも対応しているのだが、ネックが2つ。映像出力がMini DisplayPortであるという点と、2万7432円という価格だ。さらに、外出先に持って行くことを考えると、550gという重さも気になってくる。
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