メルカリと日本製鉄は7月30日、プロサッカー球団「鹿島アントラーズ」を運営する鹿島アントラーズ・エフ・シーの発行済株式72.5%のうち、61.6%をメルカリに譲渡する株式譲渡契約を締結したことを発表。
日本製鉄は、1991年に行政・地元企業とともに鹿島アントラーズを立ち上げ、筆頭株主として約30年にわたりアントラーズを支援してきた。
今回、メルカリの持つテクノロジーと経営ノウハウを提供することが、さらなる経営基盤の強化に繋がるという判断から、株式譲渡の契約を締結するに至ったとのこと。今後メルカリは、鹿島アントラーズのホームタウンである鹿行地域(鹿嶋市・潮来市・神栖市・行方市・鉾田市)と一体となり、スポーツ事業の振興に貢献し、すべてのファンに愛されることを目指していくとしている。
なお、日本製鉄は今回の株式譲渡後も、引き続き鹿島アントラーズの主要な株主として同社の経営に関与するとともに、クラブオフィシャルスポンサーとしてのサポートに努めていくとしている。
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