ごきげんよう。アスキーの酒好き記者ナベコです。関東はグッと暑くなりいよいよ夏本番の気配。ですが、台風の予報もあるので、まだ傘は手放せないですね。うーん、雨が降ったらお酒が飲みたい。
せんべろ。それは現代社会の癒し。1000円程度の予算で飲める店のことや、1000円程度の低予算で飲みに行く行為を言います。
この連載では、チェーン店を中心に1000円程度の予算でちょい飲みできる店をレビュー。居酒屋、ファストフードといったジャンルは特に定めていないので、オススメがあったらぜひ教えてくださいね!
今回は「サイゼリヤ」で飲んできましたよ!
(行ったお店)
「サイゼリヤ」
・ジャンル:イタリアンレストラン
https://www.saizeriya.co.jp/
※取材した店舗をもとに記事を作っています。同じチェーン店でも店舗ごとによってメニューの内容や価格、環境が異なる可能性もありますのでご了承ください。
サイゼ飲みのメニューに変化
ファミレス飲みというと必ず名前があがるのは「サイゼリヤ」。安くて、おいしい。主にこの2つの理由で、ちょい飲みにも使い勝手がいいと評判です。創業者がイタリアの食文化の豊かさに心惹かれて開業したという原点が、コスパと質の両方へのこだわりに結びついているとか。
そんなサイゼリヤが7月10日にグランドメニューを改定しました(関連記事)。サラダメニューを大幅にリニューアルしたほか、新しい一品料理なども取り入れています。今回は新メニューを中心にサイゼ飲みしてきましたよ。
(頼んだのはこちら!)
・「生ビール 中ジョッキ」399円
・「チキンとブロッコリーのサラダ」レギュラー349円
・「フリウリ風フリコ」299円
・「白ワイン グラス」100円
サイゼ飲みです! ヒパヒパ~!
食べ応えあるサラダが複数登場
サイゼリヤの生ビールはキリン一番搾り。割れにくい樹脂素材の専用ジョッキを採用しているため、手に持つとよくあるジョッキより軽くてビックリします。
カンパーイ。ごくごく、ぐびー! 感無量的旨さ。キリンさん、サイゼさん、おいしいビールを飲む機会をくれてありがとう。お酒を飲むと感謝の心が育まれますね。
さて、今回のメニューの改定で一番大きな変化があったのはサラダ。
定番の「小エビのサラダ」の他、新しく「彩りイタリアンサラダ」、「チキンとブロッコリーのサラダ」、「わかめとオクラのサラダ」が加わりました。レギュラーサイズは349円、複数人でシェアしやすいLサイズは499円。
頼んだのは「チキンとブロッコリーのサラダ」。鶏肉のササミと、食感がよく食べごたえのあるブロッコリーがゴロゴロと入っています。ダイス上にカットされたトマトが彩り。鶏ササミは、サイゼリヤならではのやや甘みがあるドレッシングにぴったり。サイゼのドレッシングは、ケチャップの旨みや、味噌のコクなども加わっていて、素材のおいしさを引き立ててくれます。
なにより、ボリューム感がスゴイ。レギュラーサイズなのに、食べても食べてもなかなかなくならず、しっかりお腹にたまりました。サラダというと軽くて満たされない、というイメージがあるかもしれませんが、サイゼのサラダは量が多くて具もいろいろ入っているので、「この価格で?」とびっくりするほど満たされます。
新メニュー「フリコ」はちょい飲みに重宝
メニューを見て目に飛び込んできたのは「フリウリ風フリコ」という新メニュー。299円とお手頃価格でした。
こちらがフリコです。フリコとは、イタリアフリウリ地方の代表料理。チーズを使用したおやきのようなもので、サイゼリヤのではマッシュポテトとチーズをグラタンのように焼き上げています。
表面がカリッと焦げたチーズの香ばしい香りがたまりません。中はなめらかな食感のマッシュポテト。クリーミーな味わいです。マッシュポテトとチーズの組み合わせは想像通りに間違いはありませんでした。そそるおいしさ!
ポテトグラタンよりも軽く食べられるし、ビールやワインのおつまみにぴったり。唐辛子フレークをかけてもおいしくいただけました。
サイゼに来たならワインも忘れてはいけません。100円のグラスワインです。
イタリア中部モリーゼ州の契約ワイナリーでつくられたトレビアーノ種の白ワイン。柑橘系の香りと、ピリッとした酸味が特徴です。低価格な白ワインにありがちな甘めの方向性ではなく、キリッと飲めるのが私としてはポイント。料理に合うのでついガブガブいっちゃいそうですよ。
あ~、フリコおいしい。ワインもおいしい!
進化し続けるサイゼ飲み
・「生ビール 中ジョッキ」399円
・「チキンとブロッコリーのサラダ」349円
・「フリウリ風フリコ」299円
・「白ワイン グラス」100円
―――
……合計1147円
お酒2杯、料理2品(1品サラダ)で1147円。1000円を超えてしまいましたが、サラダの食べごたえがあってお値段以上に満足できました。野菜をたっぷり食べながらの「サラダ飲み」もいいものです。
私はこれまでに何度か“サイゼ飲み”をしましたが、メニューがリニューアルされたため、これまでの定番以外にも選べる幅が増えました。「フリコ」なんて珍しくておもしろいですよね。マンネリ脱却で、またサイゼに通う理由ができちゃいました。
現状に満足せず、前へ前へとメニューをブラッシュアップするサイゼさん。サイゼ飲みの使い勝手のよさもパワーアップしていきますよ。知っておいてください、ファミレス飲みするならサイゼは最高クラスです。ヒパヒパ。
■ナベコに行ってみてほしいお店があったら教えてください
酒好き記者ナベコにせんべろして欲しいお店があったら教えてください。ナベコTwitter(@wagomunabe)に教えてください。Facebookもやっています!
ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
「アスキーグルメ」でおいしい飲食情報を発信中!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります