週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ハイエンドの有線ヘッドフォンで立体音響を楽しむ:Xperia周辺機器

2019年07月28日 10時00分更新

ハイエンドの有線ヘッドフォン
「MDR-Z7M2」で立体音響を楽しむ

 スマートフォンで音楽を聴くとなれば、すっかり市民権を得たワイヤレスヘッドフォンの出番です。しかし、あえて有線のヘッドフォンで楽しみたいという方も少なからずいるはず。

 今回はインナーイヤータイプではなく、ガッツリと頭にのせて使うハイレゾ音源に対応したオーバーヘッドタイプのヘッドフォン「MDR-Z7M2」を試してみましょう。

 MDR-Z7M2は、4Hz-100kHzの超高域まで再現するハイレゾ対応の密閉ダイナミック型ヘッドフォンです。大きな特徴は、なんと言っても再生と広いダイナミックレンジと解像度の高い音の再現を可能とする、直径70mmという巨大なドライバーユニット。

 音の広がりや透明感、臨場感、静けさといった“空気感”をいかに再現するかにこだわったポイントがいくつかあります。まずは性能面からチェックしていきましょう。

 軽量かつ高剛性を備え、高い内部損失特性をもつLCP(液晶ポリマーフィルム)振動板にアルミニウムのコーティングを施したアルミニウムコートLCP振動板や、最大級サイズのネオジウムマグネットを採用し、解像度の高いクリアな音質を再現できます。

 さらに、磁束ロスを最小限に抑える高効率の磁気回路を備えており、ハイレゾ音源の入力信号にも高感度で反応して解像度の高いクリ アな音質が得られます。これに加えて、フィボナッチ数列(ひまわりのタネの形状)を参考にした曲線パターンを採用することでグリルの開口部を均等化し、空気の伝搬を阻害せずになめらかな超高域特性を実現。

 ハウジングに設けられたポート(通気孔)で空気の流れを調整することで、低音をコントロールして振動板の動作を最適化。リズムを正確に再現するというビートレスポンスコントロールも特徴のひとつです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事