アメリカのジョージア工科大学は、研究レポートを公開し、世界最小クラスのサイズを謳う、ロボットを開発した。サイズは長さ約2mm、幅1.8mm、厚さ0.8mmで、重さは約5mg。
あまりにも本体サイズが小さいため、バッテリーや電源モジュールを搭載できない。このため、スピーカーなどから発せられる微細な振動を使って動くという。足が上下に動き、ロボットが前進する。
研究チームは、2つのわずかに異なるロボットを接合し、周波数と振幅を変えることで操縦機能を追加することも述べている。
今後、このロボットをどのように活用するのかについて、具体的なことは不明だが、研究レポートでは「人体の内部にできた傷害を修復したりするために活用」とも記されており、小型サイズを生かした活用も見込まれる。
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