週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Ryzen 5 3400Gを使う場合、先にVGAドライバーとBIOS更新が必要

話題の「Ryzen 5 3400G」と「DeskMini A300」でギャルゲー専用PCを組んだ

2019年07月25日 12時00分更新

文● 松野将太 編集●ASCII編集部

組み立て手順を解説

 ここからは、実際にDeskMini A300の組み立て手順を紹介していきます。VGAドライバーやBIOS更新を自宅でする場合、まずは前世代のCPUを組み込む必要がありますが、CPUの付け替え自体はそれほど難しくありません。組み立て自体も、慣れている人なら15分前後、初めて触るという人でも1時間あれば終わると思います。DeskMiniにはイラスト付きのマニュアルも付属するため、困ったら確認するといいでしょう。

①DeskMini A300背面のネジを外し、内部にアクセス

まずは背面4隅のネジを外し、マザーボードが装着されたトレイを引き出します。ケースと繋がっているコネクターはいったん外してしまいましょう

取り出したトレイ。このままでも作業はできますが、2.5インチベイを使う場合はさらに四隅のネジを外し、マザーボードだけの状態にしたほうが作業性はいいと思います

②CPUをソケットに装着

マザーボード中央部分のCPUソケット。ここにRyzen 5 3400Gを装着します。実際に筆者が組み立てる際は、まずBIOSとドライバー更新をするため旧世代の「Ryzen 5 2400G」を装着して組みました。装着方法自体はどちらも一緒です

ソケット横のバーを持ち上げてから、向きに注意しつつCPUを装着。最後にバーを下ろして装着完了です。

CPUの取り付け方向にはくれぐれも注意してください

③CPUクーラーを装着

オプションのCPUクーラーを装着します。CPUソケット横の固定器具にあるツメにフックをひっかけ、最後にレバーを下げて固定

CPUファンのコネクターはマザーボード左下にあるので、ついでに挿しておきましょう

ちなみに、Ryzen 5 3400G付属の「Wraith Spire」を装着しようとするとこうなります。絶対入りません。冷却力を高めたい場合、別売の対応クーラーを購入するといいでしょう

④メモリーの装着

メモリースロットはマザーボードの下部に配置されています。スロットの両サイドにラッチがあるため、すべて起こしておきましょう

メモリーを正しい向きでスロットに挿しこみます。しっかり挿されば自動的にラッチが下りるので、きちんと奥まで挿しこみましょう

⑤Wi-Fiキットの装着

Wi-FiキットとSSDを装着するためのM.2スロットは、CPUクーラー右側にあります。両スロットが上下に重なっているため、Wi-Fiキットを利用する場合はSSDより先に装着する必要があります

モジュールをスロットの奥まで挿しこんでネジ止め

モジュールにアンテナケーブルを装着するのを忘れずに。最終的にアンテナはPCケースの外に出すため、ケーブルの取り回しには要注意です

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります