2019年7月12日、池袋サンシャインシティに「アニメとゲームに入る場所」をテーマとしたアミューズメント施設「MAZARIA」の営業が開始された。バンダイナムコアミューズメントは周知の通り、アミューズメント施設を多く手がけており、VR技術にも積極的である。MAZARIAはこれまでのノウハウを結集したもので、VRという文字列を含んでいないものの、高度なVR遊園地となっている。またナンジャタウンとの相互往来にも対応しており、リアルとバーチャルの融合をより濃密なものとしているのもポイントだ。
オープニングセレモニーには、バンダイナムコアミューズメント代表取締役社長・萩原仁氏、豊島区長・高野之夫氏、サンシャインシティ代表取締役社長・合場直人氏が登壇。豊島区は2019年東アジア文化都市に選出されており、文化のひとつとしてアニメに期待を寄せており、MAZARIAとの相乗効果を期待。またサンシャインシティ側もMAZARIAのこだわりをよく理解しており、豊島区とMAZARIAを盛り上げていく方針だという。
MAZARIAには19のアクティビティが用意されている。「マリオカート アーケードグランプリVR」、「ゴジラVR」、「エヴァンゲリオンVR The 魂の座」、「ガンダムVR ダイバ強襲」、「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」などがあり、入れ替えも予定されているほか、何度も遊びに行きたくなる仕掛けも用意しているそうだ。
施設名にVRの文字は入っていないが、VR前提であり、そこに体感ゲーム的なギミックを追加しているため、ゲームセンターにある大型筐体で楽しむというよりは、VR遊園地という印象を受ける人が多いだろう。使用されているVRゴーグルはHTCのVIVE Proが多く、そのほか、Oculus QuestやPlayStation VRもある。
MAZARIAは入場パスポートがあれば、対象のアクティビティを何度でも遊べる方式を採用している。2019年11月4日まではオープン記念割としてお得に遊ぶことができるほか、上記しているようにナンジャタウンとの相互往来パスポートもある。池袋に遊びにいく予定があるときは、MAZARIAのチェックを忘れないでおきたい。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう