マウスコンピューターは7月18日、IPSパネルを採用したワイド液晶ディスプレー「ProLite XU2292HS」を発表した。発売は7月下旬を予定している。
ProLite XU2292HSは「iiyama」ブランドの21.5型では初のIPSパネルを採用した。上下左右178度の広視野角による高い視認性を実現しており、動画再生からビジネスシーンまで幅広い用途に使用できるとのこと。
画面の上左右3辺の各非表示幅(ベゼル部とパネルの非表示部)を6.2mmまで縮小し、ベゼル部とパネル部の間に段差をなくした3辺フレームレスフラットデザインを採用。
複数台のディスプレーを水平方向にフラットに並べて使用すれば、表示領域を有効活用できるうえに多くの情報を把握・処理する作業の効率化が可能としている。
さらに、眼精疲労やドライアイの原因となるブルーライトを低減する「Blue Light Reducer」機能や、シーンに合った色の明るさやメリハリを選べる「i-Style Color」機能、残像感が少ない動画表現を可能にする「オーバードライブ」機能などを搭載。長時間使用での健康面やコンテンツの細部にわたる確認作業に配慮した設計になっている。
解像度は1920×1080ドット。パネルはノングレア仕様なので映り込みが少なく、動画再生にくわえ、生産性が重視される表計算や文章作成のにも向いているという。
映像入力端子は、デジタルはDisplayPortとHDMI、アナログはD-Subミニ15ピンの3系統を装備。各ケーブルはすべて同梱されているためケーブルを別途購入する必要はない。
想定市場価格は1万7280円前後。
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