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アイデアを最大3万円で買い取ってくれるサービスが提供開始

2019年07月16日 16時15分更新

 バーチャルズは7月11日から、ヒラメキ買い取りサービス「SENSE β版」を提供開始した。ウェブサイトにくわえ、スマホアプリでも利用できる。対応OSはiOSとAndroid。価格は無料。

 アイデアを投稿するだけで、お金がもらえる買い取りアプリ。アプリをダウンロードし、電話番号を連携するだけで、約1分で簡単に登録できるという。登録後は「アイデア一覧」をタップし、カテゴリーを選択した後に、アイデアのタイトルや内容を入力してアイデアを送信。送信後、5日以内に査定が完了し、3日後にウォレットに入金される。入金された残高は、申請することで登録口座にお金が振り込まるとのこと。

 アイデアの査定額は、1投稿1円から3万円。1ユーザーにつき、何回でも送ることができる。現在はバーチャルズで査定するが、今後はAIなどによる査定の自動化も検討しているという。査定額基準はブロンズが1円、シルバーは10円、ゴールドは50円、プラチナは5000円、ダイヤモンドは1万円、ブラックダイヤモンドは3万円。

 アイデアは内容を問わずに、日常生活の不満やクレームも買い取る。具体例は以下のとおり。

 初級編は「外食時、事前注文をアプリからできるようにして欲しい」「風邪の種類を図れる体温計みたいなの欲しい(インフルエンザとか溶連菌とか)!」「家を借りるときの内覧を代わりにして欲しい!」「印鑑証明とかネット出せるようにしたい!!」「海外みたいに電動キックボードのレンタルが欲しい!」「テレビに目覚まし機能をつけて欲しい!!」など。

 中級編は「マンションの部屋の壁やキッチン中にゴミ集塵機が欲しい。生ゴミを捨てるマシンのような。ゴミは捨てるのも面倒だし、貯めると匂いも嫌なので、最初からマンションの壁や床などに備え付でゴミ捨て機があると便利。捨てたゴミはマンション内のゴミ収集場に集まる。マンションは各フロアにゴミ捨て場を作る必要がなくなるし、回収スタッフの人材も減らせる。スペースを減らすことによって居室を増やして収益率は向上し、管理するスタッフを削減できることにより経費削減へとつながる」など。現実には既存のマンションに導入するには障壁が高いので、ダイヤモンド査定(2万円)の買取りになるケースが多いとする。

 上級編は、初級、中級編のアイデア・不満やクレームなどの「図面やプラットフォーム、設計図、具体的なフロー」より、実現が早く具体的かつ明確なものだという。ブラックダイヤモンド(3万円)の買取価格がつくケースが多いとのこと。特別オファーという形で、投稿者にもっと詳しく聞かせて欲しいなど、同社からアプローチがあり、特別賞金も付与される場合もあるとした。

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