有線イヤホンもまだまだ見逃せない
ワイヤレス化が進んでいるとはいっても、やはり音質のよさでは有線モデルが見逃せない。イヤホンで気になるところとしては、FiiOブランドの新フラグシップ機「FH7」を発見。
FHはハイブリッド型を示し、実売価格は4万円台後半になる見込みだという。Knowles製DFK+SWFKとベリリウム複合素材をダイヤフラムに使用した直径13.6mmドライバーを使った、4BA+1ダイナミック構成とのことで、価格を考えるとハイコスパである。削り出しのアルミ・マグネシウム合金筐体も高級感がある。
細かなところでは、第2世代のS.TURBO テクノロジー(低域用の特殊な音導管構造)だったり、好みに合わせて音質傾向をカスタマイズできる交換式音響フィルター、152本の銀メッキ処理・高純度単結晶リッツ・ワイヤーを編み込み処理した高品位ケーブルが付属。さらに、Spin Fitなど付属するイヤーチップの種類も多い。
高崎にあるレコーディングスタジオ・TAGO STUDIOが手がけたイヤホン「T3-02」にも注目。モニターヘッドホンの「T3-01」が既発売で好評だが、そのサウンドをイヤホンで実現すべく開発したという。ナチュラルサウンドを目指す点は変わらないが、屋外での利用を想定して、高域と低域には少し味付けを加えているそうだ。
直径10mmのダイナミック型ドライバーを採用し、ケーブルはMMCX端子で着脱可能だ。8月下旬に正式発表する予定。ウッド調の外観はT3-01のイメージと共通している。まずはクラウドファンディングで出資を募り、手元に届くのはこちらに申し込んだ人が優先。一般販売は10月ごろから予約受付するという。価格は3万円台になる見込みだそうだ。
また、スカルキャンディーの「INK'd+」は、2000円以下なのに相当に音のいいイヤホン。そんなに高くないので、一度サウンドを確かめてほしい。
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