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フルサイズミラーレスの革命児登場

世界最小最軽量 SIGMA fpを発表会でさわってきた

2019年07月12日 14時20分更新

フルサイズミラーレス用レンズも発表

 同時発表のレンズは、同社として初めてのフルサイズミラーレスカメラ用のレンズ群だ。すべてLマウントとソニーEマウント向けで、フルサイズミラーレス向けに専用設計したレンズだ。Artラインからは「35mm F1.2 DG DN」が登場。「超高性能が特徴」(同)で、高い光学性能にくわえて防塵防滴、撥水・防汚コートを施している。AFロックボタン、動画撮影向けのクリック・デクリックスイッチを搭載して使い勝手も配慮。7月26日発売で、価格は19万円。

35mm F1.2 DG DN

レンズ構成とMTF

 同じくフルサイズミラーレス専用設計のContemporaryラインとして、前述のコンパクトな「45mm F2.8 DG DN」を発売する。全長46.2mm、直径64mm、重さ215gというサイズながら、金属外装などを採用して「品位のある高級レンズを目指した」(同)という。

45mm F2.8 DG DN

ボケに大きくこだわった

 レンズ前最短24cm、撮影倍率1:4と、「寄れることにこだわった」(同)レンズで、さらにあえて球面収差を残すなど、ボケにも強くこだわったとしている。発売は7月26日で、価格は7万5000円。

 最後はフルサイズミラーレス向けのズームレンズで、Artラインの「14-24mm F2.8 DG DN」。高い光学性能や防塵防滴、撥水・防汚コートといった特徴にくわえ、同社独自の「ナノポーラスコーティング」を初めて採用した。レンズコーティングの表面に微細な穴を大量に開けることで、ガラス面で発生するゴーストやフレアを抑えられるという。

14-24mm F2.8 DG DN

レンズ構成とMTF

ナノポーラスコーティングを初めて採用

 こちらは現在開発中で、「恐らく8月下旬ぐらいに出荷できる」(同)とのこと。価格は19万円。

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