リーズナブルで駆動時間も必要十分
初めてのBluetoothイヤフォンとしてもオススメ
Xperiaとの接続はBluetooth設定からペアリングします。コントローラーの多機能ボタンを押し続けるとLEDが赤と青に交互に点滅するので、Xperiaの設定画面から「TaoTronics TT-BH072」をタップするとペアリングされます。
3つボタンのコントローラーは多くの操作をこなせます。+ボタンと-ボタンを押すと音量の上げ下げ、長押しすると曲の送り戻し。多機能ボタンは、音楽の再生・一時停止、受話、終話、2回押しでリダイヤル、着信時に長押しすると着信拒否になります。
イコライザー機能も備えており、+ボタンと多機能ボタンを同時に押すと切り替わります。プリセットの「Normal」「Bass」「Treble」の3つパターンから好みで変更できます。
「Bass」はより低音が出るようになり、「Treble」は中高音が出るようになります。あくまでもプリセットとして増強するもので、聴いている曲に合うどうかは好みが分かれるところ。結果としては「Normal」がバランスがとれて良さそうです。
コントローラー横のキャップ状になったフタを開くとmicroUSB端子が現れるので、付属ケーブルを使って充電できます。1時間40分でフル充電、最大再生時間は公称値で約13時間(音量70%設定時)です。1日持って出かけていても不意なバッテリー切れに悩まされることはないでしょう。
リーズナブルなモデルでありながらaptX HD対応、さらにBluetooth 5.0にも対応していることが最大の魅力。そのおかげもあってか音質は悪くなく、ワイヤレスでの音途切れといった症状にも出くわすこともありませんでした。また、動画鑑賞時の音の遅延も許容範囲といったところ。
ワイヤレスイヤフォンは使ってみたいけれど、左右独立型は耳から外れての紛失が不安というユーザーにとって、TT-BH072は低コストで導入できることに加えて、気軽にフル活用できるイヤフォンだと思います。
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