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KDDI、IoTなどを活用して富士登山や観光をサポート

2019年07月08日 20時40分更新

 KDDIは7月8日、登山のサポートや観光客・訪日外国人観光客の利便性向上を目的とした4つのサービスを提供すると発表。静岡県御殿場市、静岡県小山町、KDDI総合研究所と共同で提供するもの。

気象情報・登山の快適度のイメージ

 提供するのは、キャッシュレスサービス、気象情報・登山の快適度確認サービス、駐車場混雑状況確認サービス、観光情報・翻訳タクシーサービス。

 気象情報・登山の快適度確認サービスは、施設や山小屋に設置した気象観測センサーを活用。山岳快適指数、レインコート指数、気温、風速の、現在と予想(3時間後、6時間後)をネット上で確認できる。登山前の準備や、登山中の行動の指標として活用できるとのこと。

駐車場混雑状況のイメージ

 駐車場混雑状況確認サービスは、御殿場口新五合目駐車場の出入口に設置したIoTセンサーを活用。IoTセンサーが通過する車両台数を計測し、可視化した混雑状況をネット上で確認できる。事前に駐車場の混み具合を把握することで、御殿場口新五合目周辺での行動計画を立てることができるとのこと。

 観光情報・翻訳タクシーサービスはタブレット端末をタクシーに搭載し、登山者・観光客に向けた御殿場市の観光情報を提供するほか、タクシー運転手と訪日外国人観光客の相互コミュニケーションを実現するとのこと。

 キャッシュレスはau PAYが赤岩八合館、砂走館のふたつの山小屋で利用できるというもの。

 いずれも提供期間は7月10日から9月10日まで。au PAYは赤岩八合館が7月10日~9月3日で、砂走館は7月10日~8月31日までを予定している。

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