週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

NEC、AIを活用した需要予測サービスのウェブ版を提供開始

2019年07月08日 17時00分更新

「多目的予測分析」の画面イメージ

 NECは7月8日、「需給最適化プラットフォーム Webサービス版」を、Amazon SaaSストアにて提供開始した。

 需給最適化プラットフォームは、製造・卸・物流・販売といったバリューチェーンにおける、需要と供給を最適化するサービス。最先端AI技術の活用により、高精度な需要予測と要因分析を実行し、過剰な生産や発注による廃棄ロス削減を実現するという。

 ウェブサービス版は、ウェブブラウザーから利用可能。サービスメニューは、「客数予測分析」と「多目的予測分析」の2つ。

 客数予測分析は、来店客数や販売数などのデータを入力するだけで、来客数の予測が可能。多目的予測分析は、ユーザーが目的に応じた分析モデルを設計し、販売数や出荷数などの予測ができる。

 これらは、需給最適化プラットフォームと同様、販売実績などのデータにくわえ、NECから提供する気象情報などのコーザルデータを組み合わせて利用できる。予測に影響を与える要因分析もできるため、業務分析への活用も可能とする。

 メニュー内容と利用可能なコーザルデータは、順次拡充予定とのこと。

 提供価格は、客数予測分析が月額4万9800円から。多目的予測分析が月額9万9800円から。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります