ASRockに引っぱられて濃かったCFDのセッション
自作PC向けとしてストレージやメモリを展開しているCFDのセッションは、早期購入キャンペーン開催中のPG3VNFシリーズ中心のアピールとなった。PG3VNFシリーズはヒートシンクレスで販売されており、500GBと1TB、2TBのモデルがラインナップされている。ヒートシンクレスであるのは、X570マザーボードの多くが専用ヒートシンクを用意しているためだ。コントローラーにPhison「PS5016-E16、NANDに3D TLC NAND「BiCS4」を採用している。
温度が気になるだろうということで温度計測の話がスタートしたのだが、徹底していた。まず負荷テスト環境の紹介として、恒温槽を使用して25度/45度/55度の環境下で実施したことが触れられた。
ただし、ここでも大人の事情でヒートシンクを使用してない設定である。結果としてはケース内エアフローを極力確保してほしいといったことだったが、グラフから見てもわかるが、雑に冷やすだけだとサーマルスロットリング入りするケースが増えそうである。
X570に絞られたASRockのイベントを紹介してきたが、案の定、濃いイベントだった。それゆえに駆けつけるファンが多いことにも納得が行く。次回はもと大きい会場で期待したい。
また冒頭で触れているように、X570 Phantom Gaming XとX570 Phantom Gaming 4、X570 Taichi、X570 Extreme4、X570 Steel Legendは発売中となっているので、ASRockマザーボードで行くと決めている読者は、諸情報を集めていくといいだろう。
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