オッポジャパンは今日3日、飛び出すカメラと10倍ハイブリッドズームが特徴のハイエンド「Reno 10x Zoom」を発表した。予約は今日からで、発売は12日。価格は税抜9万9880円。IIJmioやLINE MOBILE、楽天モバイルなどのMVNOや、Amazon.co.jpやビックカメラ、ヨドバシカメラといったECサイトで販売される。
発表会冒頭にはオッポジャパン代表取締役の鄧 宇辰氏が登壇し、40以上の国と地域の通信事業と協業していること、ウィンブルドンと全仏オープン、ロレックス・パリ・マスターズの公式パートナーになったことなどを紹介した。そのうえで、日本の市場開拓とブランド認知度の向上が重要であると語った。
Reno 10x Zoomのスペックはディスプレーが6.65型有機EL(1080×2340ドット)、SoCにSnapdragon 855、メモリー8GB、内蔵ストレージ256GBとハイエンド。しかし、Reno 10x Zoomの魅力はそこだけではない。
ソニー製のセンサー「IMX586」を採用し、ハイブリッド10倍ズーム(デジタルズームは最大60倍)に対応したトリプルレンズカメラが大きな特徴である。レビューなどはすでに掲載しているので、そちらをご覧いただきたい(ハイブリッド10倍ズーム搭載! 「OPPO Reno 10x Zoom」速攻レビュー)。
発表会後タッチ&トライで触ったのだが、個人的な感想を述べるとさすがに大きくて重い。だが、カメラが優秀なことはもちろん、ハイエンドならではのスペックと冷却機構でゲームをバリバリ遊べるのがうれしいところ。現在、中国系スマホで流行のゲームモードも搭載し、通知などにイラっとすることなくゲームにのめり込める(ハマりすぎ注意)。価格はスペックなりではあるのだが、ハイエンドスマホが欲しいなら間違いなく選択肢のひとつに入る。ライバルであるHUAWEI P30 Proの発売が未定で、さらにHUAWEI P30 Pro(グローバル版)より価格を抑えて勝負に出てきた。それくらいこのモデルに自信があるということだ。量販店などで見かけたら、カメラだけでなくゲームの動作もチェックしてみよう。
OPPO「Reno 10x Zoom」の主なスペック | |
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価格(税抜) | 9万9880円 |
ディスプレー | 6.65型有機EL(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 約77.2×162×9.3mm |
重量 | 約215g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz×1+2.42GHz×3 +1.7GHz×4(オクタコア) |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 9(ColorOS 6.0) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17 /18/19/20/25/26/28/29/32/66 /34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
VoLTE | ○(au、Y!mobile) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ | アウト:約4800万画素(標準、F1.7) +約800万画素(超広角、F2.2) +約1300万画素(望遠、F3.0) /イン:約1600万画素 |
バッテリー容量 | 4065mAh |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | オーシャングリーン、ジェットブラック |
発売日 | 7月12日 |
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