Googleは6月29日に国内インディーズゲーム開発者のためのコンテスト「Google Play Indie Games Festival 2019」のファイナルイベントを神田明神ホールにて開催した。
本イベントでは、まず審査員と一般参加者により、トップ20に選ばれたゲームの試遊と投票が行なわれてトップ10を決定。その後、トップ10のデベロッパーによるゲームのプレゼンテーションが行なわれ、一般参加者および審査員の採点を実施し、トップ3が決定した。
トップ20の中から投票で選ばれたトップ10作品は以下の通り。
・テラセネ それでも君を照らしたい / SleepingMuseum
・Lunch Time Fish / SoftFunk HULABREAKS
・Infection - 感染 / CanvasSoft
・MeltLand - メルトランド - / Masataka Hakozaki
・くまのレストラン / Daigo Studio
・ペルセポネ / Momo-pi
・クマムシさん惑星 ミクロの地球最強伝説 / Ars Edutainment
・カミオリ / TeamOrigami
・ReversEstory / ilili_barcode
・キグルミキノコ Q-bit -第1章- / クラシック ショコラ
トップ10に選ばれたデベロッパーのプレゼン終了後、見事トップ3に選ばれたのは、「Infection - 感染 / CanvasSoft」「MeltLand - メルトランド - / Masataka Hakozaki」「くまのレストラン / Daigo Studio」の3作品。
トップ3が選ばれた理由について聞かれた株式会社シシララ 代表取締役 ゲームD 安藤武博氏によると、楽屋ではトップ10以外の10作品のプレゼンテーションも聞いてみたかったという意見があったとのこと。そして非常に僅差で、トップ3に選ばれた作品は、とびっきりおもしろかった20本の中の代表のような形で考えておいてもらえればとコメント。
トップ3発表後は、特別賞の発表が行なわれた。特別賞はトップ20に選ばれた作品が対象。
少年ジャンプ+賞に選ばれたのは、「ペルセポネ / Momo-pi」。少年ジャンプ+賞では、最大1000万円の開発費のサポートと、IPの提供が贈られた。
集英社キャラクタービジネス室賞に選ばれたのは、「はむころりん / illuCalab.」。キャラクタービジネス室賞では、最大1000万円の開発費のサポートと、IPの提供が贈られた。
エイベックス賞に選ばれたのは、「くまのレストラン / Daigo Studio」。エイベックス賞では、コワーキングスペース/avex EYEの入居権と、2020年開催予定のBitSummitインディーズゲームスペース出展権が贈られた。
ゴジラ賞に選ばれたのは、「相撲巻 -SumoRoll 横綱への道 / Studio Kingmo」。ゴジラ賞では、ゴジラキャラクターゲーム化ライセンス、それに伴う制作費最大1000万円が贈られた。
Google Play Indie Games Festival 2019は、日本のインディーズゲーム開発者の情熱と創造力がひしひしと伝わった。多くの一般参加者も観覧し、新たなおもしろいゲームの発見が生まれる場として今後も注目したい。
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