一方、VIVE Focus Plusもケーブルレスにより、あらゆる分野での活躍が期待できる。すでに活用されている例としては、トヨタ台湾の販売店では、VIVE Focusを被って客が試乗し、車の内装のオプションを実際に体験してもらうという取り組みを行なっているという。今までは内装を決めるのに、時間がかかっていたが、このように実際に見てもらうことで、契約がスムーズに行なわれるようになったそうだ。
何より、ケーブルがあると車に乗ってドアが閉められないが、VIVE Focusではそうした心配もない点も利点だ。
もちろん、そのほかにもアミューズメント施設などにおいて、動き回るVRコンテンツでもケーブルのないVIVE Focus Plusは活躍できる。
さらに、既報ではあるが、AMDのビデオカード「Radeon」を使い、対応Radeonを搭載するPCのSteam VRで表示したVRコンテンツの映像を、VIVE Focus Plusにストリーミングすることも可能だ。
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