週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

けっこうカジュアル、ちょっとミリタリー:

チープさも魅力「オリジナルキャンパー」買った

2019年07月14日 10時00分更新

チープに見えかねないところを“味”だと思えるか

プラスチックの質感はチープともいえます。これを魅力ということもできましょう

 プラスチック製の本体はややチープです。もともと、使い捨ての腕時計が基になっているわけですから、高級なたたずまいがあるわけではない。ナイロンのベルトの質感もあいまって、不満を感じる人はいるかもしれません。

 タイメックスの時計に共通する特徴ですが、針音はやや大きいです。気になる人は気になるかもしれません。このあたりも、ちょっと高級感がないと受け止める人もいそうです。

 一方で、シンブルで見やすい文字盤などにあふれる機能美と、ミリタリーの雰囲気を色濃く残しつつゴツすぎない雰囲気は、ほかに得がたいものがあります。1万円を切る価格も魅力的でしょう。

左はMK1(筆者は「アルミニウム シルバー」を所有)。本体が40mm径でアルミニウム製ということもあり、アメリカンなゴツさが魅力

 オリジナルキャンパーの路線で、より強いインパクトがある腕時計がほしいなら、「MK1」(直販価格1万5120円)はどうでしょう。オリジナルキャンパーをもとにしたデザインのまま、ケース素材をアルミニウムに変更、ケース幅を40mmへ拡大。タイメックスの代名詞ともいえるインディグロ ナイトライト(リュウズを押すと文字盤の全体が光る)も搭載しています。

 オリジナルキャンパーは、アメリカらしいミリタリーテイストをまといつつ、ほどよいサイズ感でどんなファッションにもあわせやすく、コーディネートで悩みにくい時計です。とくにアイボリー×ネイビーは、さまざまな服装に違和感なくマッチしてくれるはず。腕時計選びに迷ったら、候補として検討してみてはいかがでしょうか。


モーダル小嶋

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。

人気の記事:
「松屋『ごろごろ煮込みチキンカレー』との長いお別れ」「名門ECMついにストリーミングに! 必聴アルバム25選」「デザインも機能もさりげない ハイブリッドスマートウォッチに惚れた」

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう