中国のスマートフォンメーカーOPPO(オッポ)が、自撮り用のインカメラをディスプレー内に埋め込む新技術「Under-screen Camera (USC)」を上海の展示会で6月26日に発表した。
Under-screen Cameraの仕組みは、カメラ部分のディスプレーに透過率の高い素材を利用することで光をレンズまで届けるというもの。
この新技術を使ってインカメラをディスプレーに内蔵すれば、いわゆる「ノッチ」を前面ディスプレーから取り除くことができる。これによりアプリによっては画面上部(横持ちの場合は左右のどちらか)が見切れているという悲しい体験をなくせるのだ。
唯一の問題点は画質だ。OPPOは「主流デバイスと同等」とうたっているが、こればっかりは実際に試してみないことにはわからない。
近い将来に採用されるというこのUnder-screen Cameraの画質は、多くの自撮りユーザーの要求を満たせるのか。搭載機種の発表が待ち遠しい。
OPPO's brand new solution for full-screen display - Under-screen Camera (USC) has just been unveiled here at #MWC19 Shanghai! #MoreThanTheSeen pic.twitter.com/k5qEQ3QNta
— OPPO India (@oppomobileindia) 2019年6月26日
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