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調剤薬局では一元管理しにくい服薬情報などを管理

薬局と患者をつなぐ、かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」

2019年06月25日 14時20分更新

 メドピアは6月25日、薬局向けのかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」をリリースした。

 医師と薬剤師が業務を分担する医薬分業が行なわれているが、服薬情報の一元的な把握ができていないことや、薬剤師の専門性を活かした管理がしにくい問題があるという。これに対し調剤薬局から「かかりつけ薬局へ」という動きがあるものの、調剤薬局の半数以上が小規模事業者や個人運営が占める現状では調剤薬局以外の業務を行なう人手や時間が取れないのが現状という。

アプリ画面

 kakariは薬局向けサービスと患者向けアプリにより、薬局と患者を結びつけるためのサービス。患者は病院から受け取った処方箋をkakariを導入した薬局を送信することで薬局は薬歴情報を確認して調剤が可能となる。病院からすぐ近くの門前薬局を利用する場合には、「店頭チェックイン」機能により薬の仕上がり時の連絡をアプリで受け取れる。また、「お薬相談/CRM」機能や「事前ヒアリング」機能によりチャットなどを活用して薬局と患者の双方向のコミュニケーションも提供し、より室の高い服薬指導を行なえるとしている。

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