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BMWがスマートグラスを開発、作業効率向上狙う

2019年06月24日 15時30分更新

 ドイツの自動車メーカーBMWは、ディーラーの技術者向けスマートグラス「TSARAVision Smart Glasses」を開発した。

 デバイスを装着すると、図面などがレンズ上に映し出される仕組み。スクリーンショット撮影や画像の拡大、そして音声操作に対応しており、作業者はハンズフリーで整備手順をチェックでき、作業効率の向上に役立てる。

 さらに情報が必要な場合はグラスを掛けたまま電話をかけることができ、本社ドイツの技術者が現場の整備士が見ている状況をリアルタイムで確認し、適切な指示を与える。マニュアルや電話、PCを手にする必要もなく、現場の作業に集中できるとのこと。

 なお、BMWは「2019年6月までに、全米のBMWセンターや、一部のMINIディーラーへこの技術を導入する」との意向を示している。

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