フランスに本社を置く航空機器メーカーのエアバスは、マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens」向けにソフトウェアの提供を開始する。
エアバスが発表したのは、研修、リモートでの協業、保守作業に関するアプリケーションの販売。同社がHoloLens活用で得た経験を元に開発している。
アプリケーションを導入する最初の企業は日本航空(JAL)。内容は保守担当の技術者とキャビンアテンダント向けのトレーニングプログラムを予定している。またエアバスは防衛及び航空宇宙関連の顧客に向けて、遠隔で情報を共有し、任務遂行計画を立案するためのバーチャルマップも開発した。
HoloLensの生みの親と称される開発者アレックス・キップマン氏は声明の中で、「エアバスとは長い間、産業分野向けのMRソリューションを作り上げていくための戦略的パートナーです。我々はこのパートナーシップを継続し、次世代のコンピューティング、MRとAIの時代へ乗り出すことにワクワクしています」と述べた。
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