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スナドラ855+12GBメモリーのゲーミングスマホ「Black Shark2」をチェック

2019年06月23日 12時00分更新

 シャオミ傘下のメーカーの開発で、日本国内ではTAKUMI JAPANが代理店として販売するゲーミングスマホ「Black Shark2」。10万円を超す価格ながら、スナドラ855や12GBメモリーを搭載するなど、ゲームに特化した高い性能で注目を集めている。レビュー記事も後日掲載予定だが、まずは写真中心に紹介する。

シャオミ系のメーカーからリリースされたゲーミングスマホが日本上陸

背面のロゴが光るアグレッシブなデザイン
ゲームに最適化された機能、オプションにも注目

 外観は写真を見てもわかるように非常にアグレッシブ。テスト機のカラバリはフローズンシルバーだが、グローリーブルーやシャドーブラックはさらにインパクトあるものとなっている。背面の「S」のロゴは光らせることも可能となっている。

背面のロゴは特定の色、もしくは変えながらの表示が可能

 注目はやはり性能面。CPUはSnapdragon 855で、メモリーは12GB。特にCPUについては液冷システムを搭載しているのが特徴。1時間ほどAntutuを連続動作させたが、体温よりやや熱くなっている程度。長時間のゲームプレイにも耐えられそうだ。なお、microSDの増設には対応していない。

多層式で液冷による冷却システムを内蔵している

現時点で最高峰の性能を安定して叩き出す

 本機ではオプションにも注目したい。専用ケース(3758円)の左右に、Bluetooth接続の専用コントローラーを取り付け可能(各6242円)。ジョイスティックやトリガーキー、パッドが追加されゲームプレイがさらに快適になる。

オプションのケースとコントローラーを装着した状態。なおスピーカーは画面の左右に搭載されている

専用ケースの左右にスライドがあって、そこにコントローラーを取り付ける。本体とコントロ―ラーの接続はBluetoothで充電も個別にする

こちらが実際のコントロ―ラー

 ゲーム専用モードのSharkモードへは側面のキーで切り替え可能。端末の動作がゲームに最適化されるほか、着信や通知を表示しないようにしたり、コントローラーの動作のカスタマイズなどが可能。パネルはタッチレポートが240Hzと高速なほか、圧力検知機能も持っており(Master Touch)、画面から指を離さずにそのまま押し込むことで、画面の特定の位置をタップする操作ができる。

右側面にゲーム専用モードへの切り替えるスライドキーが用意されている

ちなみにイヤフォン端子は無し。Type-Cからの変換アダプターが付属する

 そのほか基本的なスペックは、6.39型有機EL(1080×2340、19.5:9)、48メガ+12メガカメラ(イン20メガ)、4000mAhバッテリー、Android 9など。指紋センサーはディスプレー内蔵型。海外メーカーの端末を国内導入している形だが、技適を取得しているだけでなく、国内キャリア(ドコモ、ソフトバンク)の周波数にも最適化され、DSDVにも対応している。確かに高価ではあるが、それだけの性能を持った注目端末と言える。

「Black Shark2」の主なスペック
価格 10万7870円
ディスプレー 6.39型有機EL(19.5:9)
画面解像度 1080×2340
サイズ 75.01×163.61×8.77mm
重量 205g
CPU Snapdragon 855 2.84GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 12GB
内蔵ストレージ 256GB
外部ストレージ ×
OS Android 9
対応バンド LTE:1/2/3/4/5/7/8/19
/20/28/34/38/39/40/41
W-CDMA:1/2/5/6/8
4バンドGSM
DSDS ○(DSDV)
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 アウト:48メガ+12メガ
/イン:20メガ
バッテリー容量 4000mAh
生体認証 ○(画面内指紋)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
カラバリ フローズンシルバー、グローリーブルー、シャドーブラック

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