豆蔵 オフィス文書検索を効率化する拡張機能を「MZbot」に追加
2019年06月21日 20時40分更新
豆蔵は6月21日、同社が開発した対話型AIエンジン「MZbot」に、オフィス文書の検索を大幅に効率化する「文書検索拡張機能」を追加すると発表した。7月から提供を開始するとのこと。
MZbotは、RPAロボット、サービスロボット、クラウドAPI、IoTセンサーなどと連携し、社員一人ひとりのデジタル秘書(パーソナルアシスタント)として多くの業務を代行する対話型AIエンジン。拡張機能を利用するにはMZbotを導入する必要があり、旧バージョンを利用中であれば最新版へのバージョンアップが必須となる。
文書検索拡張機能は、AIが文書内容から特徴的なキーワードを自動抽出して、インデックスとして保持することができ、文書検索の時間のムダや、目的の情報が見つからないことによる機会損失を防ぐという。検索は単純なキーワードではなく「○○についての文書は、どこにある?」のように、対話的な絞り込みが可能。
ユーザーの操作履歴を自動学習して、閲覧頻度の高い文書などを自動レコメンドする機能も搭載。文書間の関連性を可視化し、社内に散在する情報資産に新たな価値を吹き込むことができるとのこと。
対応ファイルはテキスト(.txt)、PDF(.pdf)、Word(.docx)、Excel(.xlsx、.xlsm)、PowerPoint(.pptx)。動作環境はWindowsまたはLinuxの64bitOSのみ。別途Java(Oracle JDKまたはOpenJDK)のインストールが必要。また、クラウド環境(仮想マシン環境)、オンプレミス環境のどちらにも対応する。
標準価格は194万4000円。導入支援作業およびMZbotの最新版のライセンス費用は価格にふくまれる。なお、拡張機能単体での販売予定はないとのこと。
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