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フルHD→4Kアプコンでも美麗なViewSonic「PX727-4K」を試してみた

ガルパン最終章を4K HDRプロジェクターで鑑賞作戦です!

2019年06月21日 11時00分更新

© GIRLS und PANZER Finale Projekt

6~8畳間なら100インチ投影可能!

 まずは、編集部の会議室で設置のしやすさなどをチェックしてみた。

 PX727-4Kの投射距離は80インチならば約2.60~3.13メートル、100インチならば約3.25~3.90メートルとなる。会議室のような広い場所では問題ないが、一般的な家庭だと6畳間で100インチ投影するのがギリギリというイメージ。実際にはプロジェクターを手前に置いて、その後ろから視聴することが多いと思うので、100インチ投影をするならば8畳間くらいの広さが欲しくなる。

 もちろん、6畳間で使う場合は映画館のように天井寄りの高い位置に設置すれば、邪魔にならない。本棚などを活用して高めに設置するのがいいだろう。高い位置から投射するときは画面が歪んでしまうので、台形補正機能を使って歪みをなくせばいい。

表示関係の設定メニュー画面。アスペクト比やオーバースキャンの調整が可能

設置のメニュー項目。プロジェクターモードでは、フロント投影や天井吊り設置などの切り替えが可能。テストパターンは設置時に「オン」にすると調整がやりやすくなる

システム設定(基本)の項目。使用言語やオートパワーオフなどを設定できる。最初に一通り内容をチェックしておこう

システム設定(詳細)の項目。ここにはHDR設定などの設定もある。ノイズリダクションは好みに応じて調整しよう

HDR設定の項目。基本的には「自動」のままでOKだ。手動にした場合は、EOTFモードを手動でHDR10に切り替えられる

情報表示の画面。入力されている映像信号の解像度などの情報も確認できる

 高級なプロジェクターが備えるレンズシフト機能などは備えないので、設置が極めて簡単というわけではないが、必要な機能はきちんと備わっており問題なく設置できた。

 映像については、後でじっくりとチェックするが、会議室が備えるスクリーン(ハイゲンタイプと思われる)を使えば、まぶしいくらいの明るい画面が楽しめた。これならば、昼間でも照明を落とす程度で十分な明るさが得られるし、映画館のように暗室にしなくても良好な映像を楽しめる。

 そして、無地の白壁への投射も試してみたが、こちらでも明るさは十分。白系の壁ならばスクリーンを使わなくても問題なく楽しめそうだ。

 安価なスクリーンを入手してもいいし、白いシーツ(布)などを流用する方法もある。こうした簡易的なスクリーンを使う場合は、スクリーン面にしわが寄ったりたるんだりしないようにすること。こだわりはじめるとなかなか大変だが、無地の白い壁があればそこに投射するのが一番簡単だ。

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