中国・上海にて6月11~13日まで開催されたCES ASIA 2019。上海新国際博覧中心の6つのホールを使って、コンシューマー向けの電化製品やビジネス向けのモジュール、システムなどが展示されていた。本記事では、展示会場で見つけた気になるデバイスや技術展示をピックアップして紹介する。
DJIの戦車型教育用ロボ「RoboMaster S1」
ドローンやOSMO PocketなどのビデオカメラをリーリースしているDJIのブースでは、発表されたばかりの戦車型教育用ロボ「RoboMaster S1」を展示。RoboMaster S1は12個のローラーを搭載したメカナムホイールを装備し、方向転換することなく360度全方向への移動が可能。本体上部にはジンバルを内蔵したブラスターを搭載し、赤外線投射や無毒性のゲル弾を発射できので、RoboMaster S1同士での対戦もできる。
プログラミングでの自動動作も可能だが、タブレットから手動の操作にも対応。実機を使った体験ブースも用意されていた。日本でも発売がスタートしており、価格は6万4800円。本体に加えて専用のゲームパッド、予備のゲル弾、バッテリー、ゲル弾マガジンなどがセットになった「Playmoreキット」も今後発売予定だ。
360度方向の移動やゲル弾の発射にも対応
MobvoiはeSIM搭載スマートウォッチや
子供向けスマートスピーカーをアピール
日本でもスマートウォッチ「TicWatchシリーズ」をリリースしているMobvoi。ブースでは日本でリリース済みのスマートウォッチだけでなく、日本未発売のeSIMを搭載し4Gでの通信に対応した「TicWatch Pro 4G」や、nanoSIMを搭載できる子供向けの「TicWatch Kids」を展示。
さらにスマートウォッチだけでなく、同社の音声アシスタント機能を搭載したスマートスピーカー「TicKasa」を展示。こちらも一般向けのほか、子供向けの「TicKasa Fox」を用意するなど、幅広い年齢層に同社の音声アシスタントサービスが対応していることをアピールしていた。
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