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サッカー日本代表の様子を100人同時に見られるVR体験イベント

2019年06月11日 14時20分更新

 日本サッカー協会、キリンホールディングス、KDDIの3社は6月9日、XRテクノロジーを用いたサッカー日本代表の観戦体験を提供した。場所は「キリンチャレンジカップ2019」試合会場。

 本イベントは3月に実施した「ARサッカー観戦」に続く、XRテクノロジー導入第2弾。スタジアム外での観戦体験をより豊かなものとし、応援に臨むモチベーションをより高めることを目的としたものとのこと。

 最大100名が同時にVR体験を可能とするVR同時視聴システムを活用し、サッカー日本代表VRドキュメンタリー映像「The Blue-勝利に向けた日本代表戦の舞台裏-」を楽しめる特設ブースを設けた。

 使用したドキュメンタリー映像は、3月22日に開催された「キリンチャレンジカップ2019」SAMURAI BLUE(日本代表)対コロンビア代表戦の際に撮影した特別映像。サッカー日本代表戦のロッカールームの様子をはじめとする試合に臨む前のサッカー日本代表の姿や、チームバスの中、ピッチでのウォーミングアップの様子、スタジアムへの入場シーンなど選手目線での映像を、のべ1000名以上の利用者が体験した。

特別映像イメージ

ブース内視聴イメージ

 また、同日補助競技場で開催された「JFAフットボールパーク/PKチャレンジ in 宮城」の様子を、特設ブース内のモバイル型VR端末に8K360度VR映像としてライブ配信した。

効率的なデータ変換処理技術を活用することで、モバイル型VR端末での大容量データのリアルタイムストリーミング再生を可能とした

8K対応360度カメラ

 利用者からは「選手が身近に感じられ、チームの一員になれた気がした」、「ユニフォームを畳んだりする、スタッフの働きに感動した」、「応援する気持ちがより高まった」などのコメントがよせられたとのこと。

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