前戦唐津から三週間で次のラリー!
四国は久万高原で茂原の女王が大暴れ
こんにちは、ウェルパインモータースポーツでWRCを目指している板倉麻美です! 今回はJAF全日本ラリー選手権4戦「久万高原ラリー」のお話です。
前戦から間髪入れずにやってきました。シーズン中は、これでもかという鬼スケジュールでラリーが開催されます。前回の唐津から三週間しか経ってません。
今回は愛媛県の久万高原町というところで行なわれます。さすが全日本選手権。愛知、九州ときて今回は四国です。いつものようにヴィッツちゃんは、スポンサーであるMAROYAの間宮さんがトレーラーで現地まで運んでくださいます。私と松井 悠監督はまたしても飛行機。監督は相変わらず「マイルが貯まる」とうれしそうです。
羽田空港から約2時間で松山空港へ。「あっ! 蛇口からポンジュースが売ってる!」というアピールもむなしく監督は集合場所へスタスタ。先に現地入りしてたMAROYAの間宮大輔さんとメカニックの早水雄一郎さん、指導係の蔭山 恵先生と合流してとりあえず腹ごしらえ! うーん、なんかラリーに出るようになってから食べてばっかりいるなぁ……。
それから、少し遅れて現地入りした梅本まどかちゃんと合流。そうです! 今回から正式に梅本まどか選手とコンビデビューなのです! 骨折した腕もよくなったみたいで、ホッと一安心。でもまだ少しリハビリが必要みたいだし、無理はしないでね!
ちなみに今回のレンタカーの車種はサクシード。なぜかルーフキャリアがついてました。ちょっとかっこいいじゃないの。どーでもいい情報だけど、毎回レンタカーの商用バンにドキドキしてる私おかしいかも。
金曜日はレッキ! 本番コースをじっくり下見
さて、金曜はレッキ日です。前回の唐津はレンタカーでのレッキでしたが、今回は本番車ヴィッツちゃんで行ってきます!
久万高原ラリーはとってもシンプルです。1日目は林道コース1順走→林道コース2順走を繰り返し2周。2日目は林道コース2逆走→コース1逆走を繰り返し2周。つまり計8つのSSを走るのですが、なんと使用する林道は2コースだけなのです。
なのでレッキもそれぞれの順走と逆走の計4回でOK! でも今回のコースは全部距離が長くて、すべて14km弱。長いターマックコースが大好物の私はすでにワクワクドキドキです。
意気込んで出発したものの、やはり帰る頃にはクタクタでのどもカラカラ。レッキ中はずっとブツブツああでもないこうでもないと言ってるので結構のどが渇くんです。そしてレッキと車検を無事に終えて、お楽しみの晩ごはん。今夜のメニューはほうとう! なんで愛媛に来てまでほうとう食べてんだよ……、というスタッフ全員のツッコミをかわして注文。だって好きなんだもん……。おいひい……。
ホテルに戻ってからはペースノートのおさらい! なんですが、肝心の車載がうまく撮れていなくて映像が真っ白。シートの黒色に引っ張られて、肝心のフロントガラス先がまったく写ってません。かろうじて判別できる車の動きを見ながら確認して明日に備えます。晴れるといいなぁ。
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