センシンロボティクスは6月4日、業務自動化統合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」に、3Dルートを作成できる機能を追加したと発表。
今回のアップデートにより、壁面スキャン機能と3Dウェイポイント機能を追加。壁面撮影、2面撮影が可能になり、建物の壁面撮影を簡単にできるようになったという。
壁面スキャンは、倉庫や工場、マンションといった建物の壁面撮影を、簡単な設定で実現。一面だけでなく、複数面での撮影も可能としている。
3Dウェイポイントは、これまで平面マップ上でのみ設定ができていたウェイポイント機能が3Dマップに対応。立体構造物に対する撮影の際に、同じ箇所で高さを変えて撮影をするようなシチュエーションでのルート設定がしやすくなるという。壁面スキャンでは対応しきれないさまざまな構造物に対しての自動撮影ができるようになる。
従来、産業におけるドローンの活用にはドローンの操縦・撮影など専門のスキルが必要だった。特に建物などの特定の箇所を撮影するとなると、撮影の難易度はさらに上がる。同プラットフォームを利用することで、特別な技術がなくても簡単にドローン飛行の設定ができるようになるとしている。
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